ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

掲載日:2021.05.11  
カテゴリ:コラム  
校舎:ハンス

みなさんこんにちは! 長井ゼミハンス西高屋校の村岡です。

早いものでGWも終わり、

学校の授業も

ようやく本格的に進みだしたころでしょうか。


今年もコロナ禍で、

せっかく連休も

なかなか遠くへ大手を振って

出かけ難い状況が続きますね。


さて、

そんなGWの

記念すべき初日、

4月29日は

何の日だったかご存じでしょうか?


おそらくみなさんは、

【昭和の日】!!

こう答えてくれたんじゃないでしょうか。


もちろん

それも1つの正解ですよね。

それしかないじゃん!

と思うかもしれませんが、

文学好きの私としては

ぜひこちらもピックアップしておきたいところ。


そう、

4月29日は

国語の教科書でもおなじみの詩人、

中原中也の誕生日なのです!


私にとっては、

受験生だった頃

彼の詩集を

気分転換に読んでいたほど好きな作家です。

中原中也は

おとなりの山口県は湯田温泉の出身で、

現地には

記念館や詩碑などもたくさん残されております。


こちらの写真は

私が現地を旅行したときに撮ってきたものです。


温泉街なので

周辺には足湯なんかもたくさんあって、

とてものどかなところでした…

コロナが落ち着いたら

ぜひ一度訪れてみてほしいなと思います!


山口県といえば

幕末志士といった

偉人が多くいるイメージかもしれませんが、

中原中也のような

文学者も輩出しているんですね。


学校の教科書によく載っているのは

『サーカス』
『月夜の浜辺』

といった詩でしょうか。


『よごれつちまつたかなしみに』

も有名ですよね。


上記のような

どこか物悲しげな作品を

多くかいてきた中原中也ですが、

彼の生前エピソードは

とてもそんな

センチメンタルな詩を書く人とは

思えないものがたくさんあります。


実は酒乱だったり、

後輩で、尊敬してくれていた

太宰治の家の前で

「バーカバーカ」

と叫びまわったり…

そんな意外な一面もあるのです。


最後に。

普段はあまり文学に触れる機会なんてないよ、

という人も多いと思いますが、

こんなふうに

人間味あふれる作家たちのことを少し知ると

また違った読み方ができることもあります。


なかなか自由に外へ遊びに行きづらいこんな時こそ、

おうちや図書館で

ゆったり読書に挑戦してみてはいかがでしょうか。

新たな発見が待っているかもしれませんよ!


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