I.Mさん(広大附属高校)
▶広島大学医学部医学科
僕が長井ゼミに入ったのは高校1年生の春。とある友人に誘われたのがきっかけでした。当時、僕は特に目標もなく、希望する進路も一応薬学部にしていたのですが、理由も特になく、ただなんとなくという適当な感じでした。そんな中、最初に受けた長井の授業。全てが衝撃でした。今まで見たことのない授業スタイル、そして単元別にまとめられたコンパクトな書き込み式テキスト。決して授業時間自体はそんなに長くないのに内容が濃密で、これはいけると思いました。僕は高1の夏から高2の秋まで週10時間以上もアルバイトをしていたので、とても勉強時間を確保できる状況ではなく、学校の予習、復習なんて全く手が回らなかったのですが、長井の効率的な授業のおかげで最小限の時間で学習することができ、成績を落とすこともなく、むしろ上げていくことができました。長井には、目標意識の高い人がたくさん集まっているので、自然と自分も向上意識を持つようになりました。それに加え、長井の先生方は優しく、とても話しかけやすい雰囲気なので、勉強や授業に関する質問はもちろんしやすく、時には雑談したりすることもあり、塾に来るのが楽しみになってしまうほどでした。そして迎えた高2の冬、とある長井の先生と話をして、医療関係の研究に興味を持っていた自分には薬学部よりも医学部の方が向いているということになり、進路を変更しました。レベルをかなり上げる結果となったのですが、長井だから大丈夫だと不思議な安心感に包まれていました。一年では英語と数学をとり、二年では化学を追加、三年で全ての教科を受講しました。長井は理系が強いといわれていますが、文系も負けていません。特に苦手だった国語と量の多かった世界史は信じられないくらい伸びました。高3になると学校行事等で忙しくなり、体育祭では設計に携わり、夏休みもかなりの時間を費やしました。なので、受験勉強といえる勉強を始めたのは秋になってからでした。遅すぎだと思われるかもしれませんが、長井のおかげで基礎がしっかりと出来ていたので、そんなにやることは多くありませんでした。それからはあっという間に時が過ぎ、センター、そして二次と受験しました。不安はもちろんあったのですが、長井でやってきたことを思い返すと自分は大丈夫だと思うことができました。全てが上手くいったわけではありませんが、目標としていた国立大学医学部医学科に、しかも現役で入れたのは、最小限の時間で最大限のことを学べる長井の授業のおかげであったと思います。お世話になった先生方、今までありがとうございました。