理解を深めるコツ

掲載日:2021.02.13  
カテゴリ:コラム  
校舎:長井塾

こんにちは! 長井塾チューター、5年生の三井です。

高校1年生から長いゼミにお世話になり、大学1年生からずっと個別指導やチューターを続けているので、かれこれ8年も長井ゼミに通っています(笑)。
広島大学医学部医学科での学生生活も、もうすぐ終わってしまいますが、今回はそんな私のこれまでの経験から、皆さんのお役に立てるお話が少しでもできたらと思います。

医学生よりむしろ“先生”

振り返ってみると、医学生よりも長く、いろんな人の“先生”をしている気がします(笑)。

というのも、私には妹と弟がおり、自分の中学受験時代からよく2人に勉強を教えていたからです。高校時代も友人の質問に答え、大学に入ってからは妹弟はもちろん、今度は長井ゼミの生徒を教えることになりました。

そして、その中でたくさんのことに気づかせてもらいました。


根本を理解して解くことが結局、近道。

私は昔から、問題をなんとなくではなく、根本的に理解して解くことを大切にしてきました。受験ではたくさんの公式が出てきますが、それを語呂合わせのように覚えるのではなく、理解する段階で一つ一つの語句や数式としっかり向き合い、どうしてそのような式になるのか考えるようにしていました(もちろん理解した上で語呂合わせもうまく使って暗記したものもあります)。

実は、よく生徒に「この場面ではこの公式は使えるのか」、「どうして使ってはいけないのか」という質問を受けます。しかし、たいてい、その公式の意味を一緒に考えると解決してしまいます。公式の使い方がわからない時は、意味をもう一度理解し直すと良いかもしれません。

どうやって理解を深めればよいのか?

そこで、みなさんに今からでもやってほしいのは、「友達など、周囲の人に教える」ことです。

もちろん日頃から根本を理解しようとすることだけでも役立ちます。しかし、「教える」ことは、それ以上に効果的です! 

誰かに教える場合、相手は自分より分からないことが多いはずです。そのため、自分では分かりきっていることでも、一からゆっくり説明することになります。

そうすることで、それまでなんとなくやってきたことでも、どうしてそうなるのかを考え直し、新しいことに気づくチャンスにたくさん巡り合ってきました。受験勉強では、友達であってもライバルですから、そんな心の余裕がないかもしれません。しかし、人助けと同時に自分のためにもなるという気持ちで、自分の理解をレベルアップさせてみてください!


二次試験前の落とし穴が……!

もうひとつ、二次試験前だからこそのお話をしようと思います。

実は、広大は第一志望ではありませんでした。もともとの予定では、「センターで高得点を取って広大医学科の後期入試を確実にし、その上で前期入試はチャレンジ校を受験するつもりでした。しかし、センター本番で、得点が惜しくも10点近く足らず、第一志望は断念し、広大医学科の前期入試を受けることにしました。

しかし! ここで落とし穴となったのが【 気のゆるみ 】です。

「出願校は合格圏にあるので大丈夫だろう」という安心や、センター試験をやり遂げて、どこか燃え尽きてしまったような気持ちから、何をしたらいいか分からない状態になってしまいました。

こうして迎えた二次試験の当日、いつもはできていたはずの英語の要約問題がうまく行かず、中途半端なまま解答を終えることとなってしまいました。結果としては合格することができたので良かったのですが、後日成績開示をすると英語の結果はひどいもので、我ながら残念に思いました……。


二次試験まであと少しですが、私みたいな油断をせず、自分がやると決めたことは必ずこなして、最後まで気を緩めずに頑張っていきましょう!!

お知らせ一覧へ





資料請求・お問い合わせ 上部へ戻る

上部へ戻る