本体より高い周辺機器ってどうなのさ

掲載日:2022.11.25  
カテゴリ:コラム  
校舎:ハンス

 最近レトロゲーム機の復刻ミニ版の流れで、かつての名PCであるX68000のミニ版が出ると言うニュースに狂喜乱舞している理系科目担当の松本(直)と申します。


家庭用ゲーム機の復刻ミニ版は

もはや出尽くした感がありましたが、

先日更に新機が発売されました。


その名も

「メガドラミニ2」。

「2」と打たれている通り、

2年前に発売された

「メガドラミニ」

の後継機です。

もともとの家庭用実機でも、

初代のメガドラが出た数年後に、

より小型・より安価になった

廉価版のメガドラ2が出ましたが、

今回はそれのミニ版と言う事になります。


対応ソフト自体は

「メガドラ用」

という事で

初代も2も特に違いは無かったのですが、

今回のメガドラミニ2は、

当時のメガドラの拡張機器

「メガCD」用のソフトも対応するという、

ファン待望の仕様となっています。


メガCD。

それはPCエンジンに次いで世界で二番目の、

コンシューマー(家庭用)ゲーム機用の

CD-ROMドライブ追加拡張機器。

これで大容量のデータを扱えるようになり、

映像表現が格段に向上しただけでなく、

X68000とZ80の二つのCPUを

既に搭載しているメガドラに

更にもう一つX68000CPUを追加して

3CPUマシンとする

ロマン溢れる(笑)漢仕様となっていました。


この3CPUを並列同時使用する

「シルフィード」

なんていうソフトには度肝を抜かれました。


これでCD-ROMで先陣を切った

PCエンジンを追い越し、

また拡大縮小・回転機能を売りにしていた

スーパーファミコンと

互角以上に戦えるようになる為、

ユーザーからは熱い期待を集めていましたが、

お値段も

メガドラ本体の21,000円の2倍以上の49,800円と、

大変男気溢れる価格であったため、

一般ユーザーにとっては

高値の花となってしまって

ユーザー数には恵まれませんでした。


ここが唯一の欠点。

2つのACアダプタでコンセントが

埋まってしまう事になるのは仕方ない事なので

今回はノーカン。


そのメガCDの名作ソフトが

メガドラミニ2には何と20本も収録!

無論、

前述の「シルフィード」も、

前作メガドラミニで

期待されながらも収録されなかった

「エイリアンソルジャー」

も収録されています!


ただ残念なことに、

円安その他の影響で

前作メガドラミニより

少し値上がりしてしまいましたが、

さすがはセガ。

割高感を減らす為に、
(お買い得感を出すために)

収録ソフトを前作42本から約60本と、

1.5倍も詰め込んでくれました。


これで

あの日のメガドラ+メガCDの名作を

思う存分プレイできるのですから、

毎度のことながら良い時代になったものです。


という事で

メガCDソフトプレイしながら

今夜も夜が更けていきます。



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