英語の話
掲載日:2017.10.27
カテゴリ:コラム
校舎:ハンス
こんにちは。ハンス英語科の大原です。
受験生の皆さん、
英語の勉強を頑張っていることだと思います。
今日は英語の話をしたいと思います。
今回の記事を読んでもらって、
受験勉強を少しでも楽しみながらしてもらえたら幸いです。
さて、
日本語で例えば
「愛情」「友情」「感情」というように、
最後が「ジョウ」というような共通の音で終わっていることを
韻を踏むといいますよね。
実は英語にもこの韻というものがあるのです。
以下はカーペンターズの
top of the world
という有名な曲の始まりの歌詞部分ですが、
1文目の終わりのmeと2文目の終わりのseeが韻を踏んでいます。
Such a feeling/ is coming / over me.←「ミー」
そのような感情が/近づいている/私に覆いかぶさりながら。
There is wonder /in most everything/ I see.←「スィー」
驚きがある/ほとんどすべてのものの中に/私が見る。
実際の曲を聞いてみたい人はネットで検索してご覧ください。
実はこの韻というのは入試問題で出題されることがあるのです。
以下の問題を解いてみてください。
【問題】
I’m as busy as ( ).
① a bee ② a cat ③ a dog ④ an ant
正解は①です。
busyのbとbeeのbが韻を踏んでいるのです。
この韻というものも立派な文法的なルールです。
皆さんが日々勉強している英文法というのは、
視点を変えてみるとかなり楽しめるものですよ。
英文法が
「おもしろくないなあ。」
「なぜ、そうなるのか意味がわからないなあ。」
などと感じたときは、
ハンスの英語の先生に相談してみてくださいね。