先を見据える

掲載日:2016.01.26  
カテゴリ:コラム  
校舎:ハンス

みなさん、こんにちは。ハンス海田校の村上です。

選抜Ⅰの倍率が発表されましたね。中学3年生たちは、いよいよという気持ちで緊張もあるでしょうが、今まで自分が積み重ねてきた時間を思い出して、自信を持ってください。受験生以外にとっても、あと、ひと月もすればで学年末試験が行われます。今年も少しずつインフルエンザが流行り始めているそうですので、寒さ対策と、体調管理には気をつけましょう!

さて、ハンス各校舎では今年に行われたセンター試験の問題を廊下や壁に掲示をして、休憩時間に見ることができるようにしています。高校1・2年生に、自分たちが受ける問題がどんなものなのかを知ってもらいたいという目的で行っているのですが……


先日、それらを授業合間の休憩時間、中学生の女の子二人が眺めている姿が見えたので声をかけました。

「それ、高校3年生が受けた大学受験の問題なんだよ〜。難しそうでしょう?」

「(ニッコリ笑いながら)全然、わかりません」

英語はさすがに、そうだろうなぁ。と思ったので、別の壁に貼ってあった日本史の問題で、すでに授業でもやった「土偶」や「東大寺」「法隆寺」が選択肢になっている問題を見せて、

「ほら、このあたりなら少しは知ってることもあるでしょう?」

すると二人とも驚いた表情で、身を乗り出して問題をのぞきこみはじめました。

「先生、今習っていることって大学受験でも使うんですね」


彼女達にとって大学受験は5年も先のことですからね。次の自分の試験範囲がまさか、大学受験の問題にも載っているとは思ってもいなかったのでしょう。「たいへんじゃねー」とつぶやきながら彼女たちは、中学1年生の教室に戻っていきました。

それぞれ目の前にある試験は違いますが、今身に着けたことが次につながっていくことは間違いありません。
落ち着いて、残りの時間に何をすべきかを考え、実行していきましょう!



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