願書は手に入っていますか?

掲載日:2021.10.30  
カテゴリ:コラム  
校舎:小學舎

あっという間に秋になり、あっという間に冬の始まりが感じられる寒さになってきましたね。文系担当の東久保です。小学校によっては、春から延期になっていた運動会がやっと行われたというところも多い10月でした。そして…同じく延期に次ぐ延期でやっと行くことができた修学旅行が各学校続いています。「あれ?今日〇〇小は?」「修学旅行~」そういう声を聞くだけでも、行けてよかったね~ってうれしくなります。なかなかコロナが蔓延する前のような遠くへの修学旅行はできないかもしれませんが、友達と過ごす夜はとても新鮮ですもんね。帰ってきた子たちが、駅まで送りに行くときに、「友達がこんなことした」「こんないたずらをして先生に怒られた」などなどの土産話はとてもおもしろく、聞いてるだけで楽しい気分になってきます。受験勉強も大事ですが、小学校の思い出も一生モノの宝物です。すべてにおいて全力で楽しんでもらいたいです。

6年生の保護者の皆様、そろそろ各中学校の願書は手に入れていらっしゃいますか?小学校からの成績表が必要なところもありますから、小学校には早めに受験の意思を伝えて、準備をお願いしてくださいね。願書は各中学校の学校説明会やオープンスクールなどのイベントで、9月10月あたりから入手可能になります。ただ、今はコロナの関係で入場制限がかかっているイベントが多く、希望した人が必ずイベントにいけるわけではないので、まだまだ入手できていない人もいるのではないかと思います。まだ入手できていない人は、一度学校に連絡をしてみてください。送ってもらえるか、もらえるイベントを教えてもらえると思います。また、学校によっては塾にまとめて願書を送ってきて、手に入れられていない生徒に渡してほしいとしている学校もありますので、ご相談ください。願書はできるだけ受ける可能性が少しでもある学校の物は手に入れることをお勧めします。受けるかどうかは入試当日の朝に決めることもできますが、願書を出していないとそれさえもできませんからね。ここからは、願書の締め切り日や受験料の振り込みの期日など、注意しないといけないものが増えてきます。ぜひぜひ、カレンダーへの書き込みや、スマホのリマインダー、家族との情報共有・確認などを複数人でチェックできる機能を使って、うっかり…がないようにしていきましょう。

保護者の皆様もナーバスになってくる時期です。「ついついきついことを言ってしまい、子どもと関係が悪くなってしまった…」など自己嫌悪に陥っている保護者の皆様も多いのでは? そんなん当たり前です! どの家でもきっと起こってしまっていると思います。だって、それだけ心配なんだもん。子どもたちは、自分たちが落ちるなんてこれっぽっちも想像していません。そんな経験してませんから。でも、大人からすると、自分の思った通りには世の中うまくいかないものと思っています。だって、今までの人生で一度はみんな思い通りにいかない経験をしているから。だからこそ、自分の子どもの前にそんな困難な壁があるのなら、できる限り取っ払ってやりたいと思うのは当然です。でも、勉強に関しては、本人がするしかないから、「もっとやらせてできるだけ苦手な分野をなくしてやりたい。そのためには、これをやらせて、それが終わったらこれもやらせて…」いろいろ考えているのに、子どもがゆっくりしている姿を見ると、つい「のんびりしている暇があったら、これやりなさいよ!」…言ってしまいます。でも、子どもたちは朝から学校に7時間~8時間も行って帰ってきて、やっとダラダラしているんですよね。そりゃ、2時間も3時間もダラダラしているなら(怒)となりますが、少しの時間ならブレイク時間も必要です。実はこの時期の塾の先生は怖い先生モードです。子どもたちもピリピリした空気の中で授業を受けています。溜めている確認テストの直しが出ていない、やらないといけない課題が未提出、できなければいけない問題ができていないなど、できていないことを指摘され、どんどんもっとやれ包囲網ができてきています。中学受験は本人・親・塾の先生の三位一体で乗り切るべきもの。塾でも追い込みをかけられ、親からもガンガン来られると、子どもたちの逃げ場がなくなってきます。家では勉強の管理はお願いしますが、厳しいこと、きついことを言うのは塾の仕事にしてください。ぜひ子どもにこういうことを話ししてほしいというのがあれば言ってください。代わりにガツンと言っておきますので(笑)そのかわり、家では塾の愚痴をしっかりと聞いてあげて、しっかり励ましてあげてください。子どもたちも頑張っています。それはわかってる。「頑張っているところも認めてほしい!」子どもたちの言い分もごもっとも。でも、それを言葉にしてあげられるのは、まだまだ先になりそうです。「頑張ってるね」これは、心が弱っているときにかけてあげたいとっておきの魔法の言葉です。そうたびたび使ってあげるわけにはいきません(笑)まだまだ頑張ってもらわないといけませんからね。子どもたちに怖いモードで接している私たちの代わりに、保護者の皆様、「時々は」優しいモードでお願いします。11月のはじめには外部模試、そして、6年生にとっては最後の塾内模試が控えています。まだまだ保護者の皆様にとってはピリピリする時期が続きますが、どうしても心穏やかにいられない!となりましたら、ご連絡ください!



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