保護者会のお知らせと、広島の中学入試はこう挑め! ~広島学院中学校編~
掲載日:2019.12.14
カテゴリ:コラム
校舎:長井ゼミ小學舎 広島校
保護者会のお知らせ
まずは、保護者会のお知らせをさせていただきます。
12月15日(日)にお子様たちの中学受験を直前に控えた保護者の方々を対象に、冬休みの学習方法や塾での予定、ならびにお子様が中学生へと成長する過程において気を付けたいことについて、長井ゼミ主宰の長井敏弘よりお話しさせていただきます。
こういった部分について医師からの専門的な話ができるのは、現役医師が主宰をしている長井ゼミならでは!
是非この機会にご参加ください。
保護者会で長井からもお話しさせていただくと思いますが、この時期、体調管理が重要となります。風邪やインフルエンザへの予防として、うがい手洗い、しっかりと睡眠をとるといったことを欠かさないようにしてください。これ以上の詳しいお話については、是非保護者会まで。
さて、ここからは広島の中学入試の傾向と対策についてお話させていただきます。
広島学院中学校の問題にはこう挑め!
広島学院中学はイエズス会によって設立された学校です。
“Be men for others, with others.”(他者のために、他者とともに生きる人間)を目指す人間像としており、学習指導だけではなく国際交流や社会奉仕活動にも力を注いでいます。
また、女子のノートルダム清心中学もそうですが、広島学院中学と言えば理系が強いイメージです。特に医学部進学に実績があります。
が、なんとなく「真面目」「勉強ばかり」というイメージがあるかもしれませんが、我が家の愚息は毎日楽しそうに通っています。
また、以前のブログでも紹介させていただきましたが、新しくできた講堂がものすごく綺麗!これには本当に驚かされました。
教会では結婚式もできるそうです!実際に式をあげられた卒業生の方がおられたようです。素敵な話ですね。
国語
・読解問題の文章量は約8000字(文学的文章・説明的文章 各4000字程度)で設問数は40問ほど。
かなり分量が多くなっていますが、解答時間も市内各中学で唯一60分設定でもあるので、考える時間は十分に取れます。
・記述問題は60字以内が3題、30字以内が3題と多く、解答するべき個所を速やかに見つけ、まとめる力が要求されます。昨年度は下書き用のマスが用意されていましたので、有効に使いましょう。
・漢字問題では同訓異字・同音異義語から多く出題されています。文章の内容からどのような意味で使われている言葉かを理解したうえで、正確に解答することが求められます。
算数
・計算問題と基本問題が出題される(Ⅰ)と、応用問題が出題される(Ⅱ)に分かれています。
・算数(Ⅰ)は速く正確な計算力に加え、読み間違えをしないことも重要です。
・算数(Ⅱ)は塾で勉強した問題の「そのまま」では無く、「どのように応用すればよいか」を問われている問題がほとんどです。
・「和と差の文章題」「数の性質」「平面図形」「速さ」が頻出単元です。「規則性(倍数の利用)」についても多く出題されます。
社会
・最も問題のボリュームがある学校です。ただの暗記では太刀打ちができない発展的な問題や難易度の高い記述問題が数多く出題されるため、正確な知識とスピーディーな処理能力が必要です。
・郷土広島に関する問題が出題されるので、小学校の平和学習をはじめ、日ごろから、自分たちの住んでいる広島に関心を持つようにしましょう。
理科
・大問4の物理単元に大きな特徴があります。問題量が多く、文章も長いものになっています。データを読み取る必要のある実験系の問題がよく出題されます。
・化学分野は「水溶液の性質」や「溶解度」の出題が多くかなりの偏りが見られます。特に「溶解度」の計算は複雑なものも出てくるので、過去問を中心にしっかり練習はしておきましょう。「水溶液の性質」は基本が多いため、ミスは許されません。
≪緊急≫定員状況
現在入塾テストの申し込みを多数いただいております。
ありがとうございます!
小4平日 水・金クラス 定員
以前より定員間近とお知らせしていた小4平日クラス(水・金)ですが、定員となりました。
その他のクラスについてはまだゆとりはありますが、お早めのお申込みをお勧めいたします。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。