広島の中学入試はこう挑め! ~広島女学院中学校編~

掲載日:2019.11.03  
カテゴリ:コラム  
校舎:小學舎

毎年、この時期になると生徒の過去問演習の採点にひいひい言っています。とはいえ、ここでそれぞれの生徒がしっかりと各学校の入試の傾向を実感として掴み、今の自分に足りないものを自覚してそこを重点的に勉強していけるかどうかが勝負。そのためには過去問演習の後のフィードバックと復習こそが肝要、というわけで毎年生徒と同じくらいに燃えて採点をしています。
ご無沙汰しております。理系の石川です。

広島女学院中学の問題にはこう挑め!

さて、今回は広島女学院中学です。ブログの学校紹介でも書いたように、広島女学院中学は2014年にスーパーグローバルハイスクールに指定され、国際的に活躍できるグローバルリーダーの育成に力を入れています。「広島の学校」であることを最大限に生かした、平和への取り組みとリーダー教育を絡めたカリキュラムが特徴的です。また英語教育にもかなり力を入れています。英語に自信がある、あるいはこれから英語を頑張っていきたいという人におすすめです。


国語

文章読解問題は,説明文(3000字程度・設問数15)・物語文(4500字程度・設問数16)でした。例年,大問5題が出題され,大問1・2が長文読解問題,大問3・4が漢字の読み書き,大問5が語句問題となっています。長文読解問題は3000~4000字程度と長いので,速く正確に文章を読む練習が不可欠です。設問数は例年24,5問程度ですが,昨年度は30問以上出題されました。記号選択・書きぬき問題が大半を占めており記述問題は少なめです。漢字・語句問題が独立して出題されているので,テキストを中心にした日頃からの練習を積み重ねておきましょう。

算数

計算問題が4問から5問出題されるので全て正解できる計算力が必要です。全体的に標準的な問題が多いので,まずは小問レベルの基本問題を数多くこなし,速く正確に解けるように,しっかりとトレーニングする必要があります。
女学院の算数の問題のポイントは
1.平面図形に関する問題が多い。
2.グラフを書かせる問題(作図)が出題される。
3.規則性に関する問題も必ず出題される。
ということです。規則性やグラフを書かせる問題も「調べて規則性を見つける」「量の変化をつかむ」などの基本的な力があるかどうかが問われています。


理科・社会

女学院の理科・社会は2015年度の入試から合わせて45分という変則な試験形式になっています。

理科
例年,生物・地学・物理・化学からバランスよく出題されます。問題数大問数ともに多く,限られた時間で多くの単元,多くの問題を解いていかなければなりません。問題の多くは基本的なレベルの問題ですので,少なくとも基本的なレベルに関してはどの単元であろうとも時間をかけずに解いていけるようになっておかなければなりません。基本問題を繰り返して確実にしていくことが必要になるでしょう。

社会
試験時間が理社と合わせて45分といっても,問題数が大幅に少ないわけではありません。25問弱という問題数に対して記述の問題も数問入っています。とはいえ,必要以上に時間に追われて解かなければならないような問題ではなく,落ち着いて解いていけば十分点数が取れます。もちろん中には難しい問題もありますが,多くは小学校の教科書内容や中学受験で問われる基本的なレベルの問題ですので,苦手単元を作らずに確実に暗記をしていくことが必要です。

入塾説明会のお知らせ

長井ゼミ、そして広島の中学受験の様子をお話しさせていただく入塾説明会をお知らせさせていただきます。
「長井ゼミはどんな塾なのかしら?」「まだ中学受験をするとは決めていないけれど、そもそも中学受験って今はどうなっているの?」と、長井ゼミや中学受験に少しでも興味をお持ちの方は、ぜひこの機会に塾を見に来てみませんか?

11月10日(日)と11月23日(祝)
午前の部 10:00~11:30
午後の部 13:00~14:30 ※23日は午前の部のみ
以上の日程で説明会を行います。
場所は広島校で行います。お申し込みは082-263-0133(広島校)までお願いします。

同時に、11月11日から新年度の入塾テスト受付もスタートします。学年・クラスによっては、募集が始まってすぐに定員に達してしまうこともあります。テストに合格したかたから順番に席をご準備させていただきますので、早めにお願いいたします。

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