広島の中学入試はこう挑め! ~広島なぎさ中学校編~
掲載日:2019.10.11
カテゴリ:コラム
校舎:長井ゼミ小學舎 広島校
天候気象の話ばかりで申し訳ございませんが……
理系の石川です。石川が書く場合にはここで「暑いですね」「寒いですね」と天候気象関係の話ばかり書いていて申し訳ないのですが、しかし相変わらず書かせてもらいます。
相変わらずもう10月なのに暑いですね、まだ残暑が……くらいの話であれば、さすがにもうやめて別の話題にしようかな、とも思うのですが、皆様ご存知のように現在台風19号が接近しております。広島には直撃することはないとは思うのですが、それにしても今季最大とのことなので警戒が必要です。皆様お気を付けください。
しかしこんな最大限警戒が必要なレベルの台風が頻繁に上陸するとは……授業では生徒たちに異常気象や温暖化の話をよくしていますが、我々もまざまざとそれを実感します。
さて、それでは中学入試の話に移ります。
広島なぎさ中学の問題にはこう挑め!
今回はタイトルにもありますように広島なぎさ中学です。
広島なぎさ中学校については、以前のブログで詳しくご紹介しております。そちらの写真を見ていただいても分かるように、校舎がとてもきれいです。
男女共学の中学校として西区、佐伯区を中心に人気があり、また長井ゼミ小學舎五日市校は「なぎさ受験クラス」を開設しています。
また、ハンス五日市校にも「なぎさクラス」がありますので、なぎさ中学に入学した方は是非こちらでもお待ちしております。
国語
・大問は三題構成。大問一・二が物語文・説明文で他校と大きな差異はありません。数年前より難度が大幅に下がり,小学生が解くのに適正なレベルになっています。
・大問三は日本語に関する問題で,他校と一線を画しています。敬語や主述の一致,誤字の訂正など他校ではあまり出題されないものが多く問われますので,受験者は過去問演習を通して身につけましょう。
算数
・「図形」「速さ」「数の性質」「比と割合」が頻出単元です。最も多く出題されるのは「図形」の単元で,「図形」以外はどの単元も万遍なく出題されています。それぞれの単元の中の小単元は過去何年も出題されていないところを狙って出題している感じですのでヤマを張るのはお勧めできません。
・手間のかかる計算問題がかなりたくさん出題されるので、計算問題を素早く正確にこなす練習をしておいた方がいいでしょう。
社会
・地理分野・歴史分野・公民分野の中では、歴史分野からの出題が多めに出ます。問われる知識は中学受験で必要な基本的なレベルのものですから、確実に暗記をしていくことが大切です。
・選択問題は、「まちがっているものを選びなさい」「正しいものを選びなさい」が混在していますので、丁寧に問いを読むことが合否を分けるといっても過言ではないしょう。
理科
・一番の特徴は化学単元です。化学単元から大問二つ分出題された年度もあります。化学分野の単元については計算・暗記ともに穴をつくらないよう、まずは基本をしっかりと押さえておきましょう。
・グラフ・図表を伴った問題が多く出題されるため、それらを読み取る練習をしておきましょう。過去問を中心に、同じタイプの問題をくり返し演習しておくことが必要です。