広島の中学入試はこう挑め! ~広島なぎさ中学校編~

掲載日:2018.08.30  
カテゴリ:コラム  
校舎:小學舎

お盆休みを挟み、すっかりとご無沙汰しておりまして申し訳ございません。
さっそくブログを再開させていただきます。

さて、というわけで広島の中学校の紹介の続きを……といきたいところですが、そろそろ夏期講習が終わり、受験学年である六年生は科目によっては入試演習が始まります。いよいよ実戦練習! ということで、より入試を意識した勉強が大事になってきます。
そこで毎年のことではありますが、ここからは各中学校の傾向と対策のご紹介と、まだできていない学校紹介を並行していこうと思います。
もちろん、傾向と対策の詳しい話は授業の中でしていきますので、ここではほんの少しのご紹介になりますがご容赦ください。

今回は、タイトルにもあるように「広島なぎさ中学校」からです!

広島なぎさ中学校は、男女共学の中学校として西区、佐伯区を中心に人気があり、また長井ゼミ小學舎五日市校は「なぎさ受験クラス」を開設しています。
また、ハンス五日市校にも「なぎさクラス」がありますので、なぎさ中学に入学した方は是非こちらでもお待ちしております。


前述したように、広島なぎさ中学校は広島市内の中高一貫校では数少ない、共学の中学校として人気の学校です。建学の精神は「教育は愛なり」・教育方針は「常に神と共に歩み社会に奉仕する」で、「主体的な学び」を重視しています。例として、図書室には建築方面に進む生徒たちが興味を持ってくれればと、建築家の方にデザインされた新校舎の設計図もすぐ見られるようになっています。これも生徒たちの「学び」につながる仕掛けです。
廊下には、さりげなく大学の入試問題が飾られています。こういう掲示があるあたりに、日々「学び」を意識している学校の姿勢も見て取れるかと思います。


学校生活や行事にもなぎさらしい「主体的な学び」が組み込まれています。

中学校の研修旅行はでは、5・6名ずつのグループを作り、班ごとにタクシーを貸し切って終日京都を散策します。お昼ご飯をどこで食べるかも自由。どこを訪れるかも自由。事前にメンバーで決めて観光するという、まさしく主体的な学びを組み込んだプログラムになっています。そして、旅行が終わると、いつ・どこで・何を学んだかについて1人1人「研修旅行記」というものを作成します。

学生時代は、勉強や部活をどのように行い、人間関係をどのように築いていくか。それを“自分自身で主体的に決めて行動する”練習を行う時期でもあると思います。なぎさでは日々の学校生活の中に、「主体的に行動する」チャンスがたくさん用意されています。また、ご存知の通り、なぎさは広島市内の中高一貫校では数少ない、共学の学校です。多感な時期に、たくさんの出会いや価値観に触れ、男女がそれぞれを思いやりながら過ごすことの大切さを学べるかと思います。

ぜび、一度なぎさ中学校を訪れてみてください。


さて、それではここからは、広島なぎさ中学の入試問題の傾向をお伝えいたします。


広島なぎさ中学の問題にはこう挑め!

国語


・大問は三題構成。大問一・二が物語文・説明文で他校と大きな差異はありません。数年前より難度が大幅に下がり,小学生が解くのに適正なレベルになっています。
・大問三は日本語に関する問題で,他校と一線を画しています。敬語や主述の一致,誤字の訂正など他校ではあまり出題されないものが多く問われますので,受験者は過去問演習を通して身につけましょう。


算数


・「図形」「速さ」「数の性質」「比と割合」が頻出単元です。最も多く出題されるのは「図形」の単元で,「図形」以外はどの単元も万遍なく出題されています。それぞれの単元の中の小単元は過去何年も出題されていないところを狙って出題している感じですのでヤマを張るのはお勧めできません。
・手間のかかる計算問題がかなりたくさん出題されるので、計算問題を素早く正確にこなす練習をしておいた方がいいでしょう。


社会


・地理分野・歴史分野・公民分野の中では、歴史分野からの出題が多めに出ます。問われる知識は中学受験で必要な基本的なレベルのものですから、確実に暗記をしていくことが大切です。
・選択問題は、「まちがっているものを選びなさい」「正しいものを選びなさい」が混在していますので、丁寧に問いを読むことが合否を分けるといっても過言ではないしょう。


理科


・一番の特徴は化学単元です。化学単元から大問二つ分出題された年度もあります。化学分野の単元については計算・暗記ともに穴をつくらないよう、まずは基本をしっかりと押さえておきましょう。
・グラフ・図表を伴った問題が多く出題されるため、それらを読み取る練習をしておきましょう。過去問を中心に、同じタイプの問題をくり返し演習しておくことが必要です。

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