夏休みにやっておきたいこと~文系編~

掲載日:2018.07.20  
カテゴリ:コラム  
校舎:小學舎

もう夏休み、夏期講習直前です。

今回は、『夏休みにやっておきたいこと -文系編-』と題して、時間が取れる夏休みだからこそ、ぜひご家庭で試してみていただきたいことをお伝えしようと考えております。

その前に、まずはいつものようにお知らせから。

長井ゼミ小學舎では、夏期セミナーを実施します!

小学3年生、小学4年生が対象のセミナーはこれから通塾を考えている「入門クラス」です。
「どんなところなのか、まずは塾に通ってみたい」「長井ゼミでどんな授業をしているのか知りたい」そんな皆様をお待ちしています。

また、広島校限定で、県立広島中学校、市立広島中等教育学校の受検を考えている小学校6年生対象のセミナーも実施いたします。


お申込み・お問い合わせは各校舎まで。

夏休みにやっておきたいこと~文系編~

さてそれでは、夏休みにやっておきたいこと~文系編~について、お話させていただきます。

国語科、社会科に分けて、まずは国語科から。


国語科

1.いつも通りの勉強を、いつも通り行う。
①「音読」・「意味調べ」を励行する。
②『新演習』の例題を解いて、〇つけ・直しを行う。
③『新演習』の語句問題・『漢字ガイダンス』を繰り返し行い、確認テストに合格する。
これまで作り上げた自分のペースを崩さないよう、いつも通りに勉強していきましょう。

2.本を読む。
時間の取れる夏休みだからこそ、読書にも手を出してみましょう。
「弱点を抱えた主人公が、困難を克服して今までとは違う〝より強い自分〟になる」というような〝成長物語〟がお勧めです。
具体的なものとしては、過去の入試問題で出題されたような本が、内容的にも素晴らしいものが多くあります。
そのあたりから始めてみるのもよいでしょう。

3.解き直しをする。
「たしか授業で先生が『イ』だと言っていた。だから『イ』だ!」
このような解き直しでは、まったくもって意味がありません。
では、どうするか?
お子様方にアウトプットさせてみましょう。
授業で講師が解説した方法で解答を導き出せるようになっているかどうかを、説明させてみるのです。
保護者の方々にあらかじめ解いておいたり、解説書を片手に聞いていただく必要はありません。
ポイントになるのは、「スムーズに話せているかどうか」。詰まり詰まりや言い間違えをしながらでは、きっと十分には理解できていません。しかし、よどみなく話せていれば、正しく理解できており、きっと他の問題にも応用できます。お子様方の理解度を測るには、説明させてみるのが一番です。
もし、十分に理解していないと思われれば、講師に質問するようお勧めください。
ただし、すべての問題に対して解き直しを行っていては時間もかかりますし、何よりお子様方が辟易するでしょう。
ご無理のないペースで(1日1問など)行うのがよいでしょう。

国語は、「解き方」がわからないうちは同じ間違いを続けます。
授業でも「解き方」を身に付けていただくことを重視しています。
普段より多少時間の取れる夏休みだからこそ、おろそかになりがちな「解き直し」をぜひ行っていただきたいと思います。

社会科

1.いつも通りの勉強をいつも通りに行う。
①テキストの音読をし、講師が重要だと指摘した部分を再確認する。
②宿題を分割して行い、決してまとめて行わない。
暗記単元は「何時間勉強したか」より「何回学習したか」が重要です。
授業の前日に慌てて宿題を行ったのでは覚えることなどできません。
一日にやる量も決まっていますので、短い時間で結構ですから、繰り返し繰り返し学習させるようにしましょう。

2.知っている言葉の数を増やす。
テキストなどの一問一答問題を使って、重要語句とその意味を確認し、知っている言葉の数を増やすことが大切です。
その際、お子様方だけに暗記を任せてしまうと、順番で解答を覚えてしまったり、読み方をおざなりしても字面だけで覚えてしまったりと
いうことを始めます。
それを防ぐために、ご家庭でも「口頭試問」を取り入れてみられてはいかがでしょうか。
「お父さんからのスペシャル問題だ!」
「この問題が一発で答えられたら、今日の晩御飯は好きなものにしてあげる」
など、ゲーム性を持たせながら取り組まれると、お子様方も楽しく勉強できるのではないでしょうか。
その上で、テキストに漢字で出てきているものは、極力漢字で書けるようにするとよいと思います。
「読む」⇒「書く」⇒「覚える」の流れを大切にさせましょう。

また、高学年ではそろそろニュース・新聞などを通して、世の中の動きに触れてもよいかと思います。
「今なぜテロが起きているのか」
「どうして都知事選がクローズアップされているのか」
「『改憲勢力が3分の2以上の議席を獲得』ってどういうことなのか」など、
世間で話題となっていることに目を向けることも大切です。

3.テキストに出てくるものを実際に見せてあげる。
やはり紙の上の言葉だけより、実際に目にしたものの方が強烈なインパクトがあり、記憶に残りやすくなります。たとえば、…
「お買い物ついでに、スーパーに高知県産のなすを見に行く」
「いつも飲んでいる牛乳がどこでつくられたものかをチェックしてみる」
「うちのテレビがどこでつくられたものかをチェックし、貿易に思いをはせる」
「姫路城を、しっくいの白いうちに見に行く」
「国会議事堂はどちらが衆議院で、どちらが参議院か確かめに行く」
などなど。
お子様方に興味を持たせる一つの材料として、ご一考ください。

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