まとめテストに向けて~理科・社会の勉強法~
掲載日:2018.05.05
カテゴリ:コラム
校舎:長井ゼミ小學舎 広島校
4月30日(月)~5月5日(土)
GW中につき、上記期間は休館とさせていただきます。
なお、5月6日(日)より再開いたします。
よろしくお願い申し上げます。
さて、その5月6日(日)はまとめテストということで、ぎりぎりになってまことに申し訳ございませんが、予告しておりましたように理科社会の勉強方法についてです。
まずは社会の勉強法です
① テキストを しっかりと読む。
テキストのテスト範囲の部分を、しっかりと読み込んでください。特に線を引いた部分や、四角く囲んだ部分は大切です。また、文章を読むだけでなく、グラフや写真などにも注意しましょう。繰り返し読むことで、知識がしっかり定着していきます。
② 一問一答の問題で語句を覚える。
テキストのトレーニングや演習プリント、確認テストなどを使って語句を覚えます。ここで注意してほしいことは、解答だけを覚えないようにすることです。プリントなど繰り返し行うと、ついつい上から順番に解答を覚えていって、答えられるので安心してしまうことがあります。しかし、テストで同じ順番で出てくることはありません。また、同じ語句でも聞き方が変わってくることもあります。問題が何について聞いているのかしっかりと確認してから答えるようにしてください。ノートに書いてみることも重要です。正しい漢字で書けているか、しっかりと確認してください。
また、解答から問題を思い出す練習もしておきましょう。(例えば、問題が「日本有数の米どころである新潟県の越後平野では、( )という品種の米がつくられています。」で解答が「コシヒカリ」の場合,「コシヒカリという米を作っていることで有名な新潟県の平野はどこですか。」という問題を作って、「越後平野」と答えるという具合です。語句が覚えられたら、基本問題などで確認してみましょう。
③ 地理は場所を確認する。
今回のまとめテストは、小5・小6ともに地理範囲の出題です。たとえば先ほどの問題で、「越後平野」がどこにあるのかわからなければ、得点にならない場合もあります。都道府県の位置だけでなく、都市の位置や平野・台地・盆地・川・山地・山脈・半島・湾など、様々な地形の位置が分かっていないと、片手落ちになります。必ず地図帳やテキストで位置を確認して覚えましょう。
最後に…まとめテストが終わってからの復習
実は、これが一番大切です。暗記は繰り返し行うことで、知識が定着していくものです。まとめテストのために勉強することはもちろん大切なのですが、テスト後に答案が帰ってきてから、暗記が不十分だったところを補強することで、より確実な知識になっていきます。まだまだ受験勉強は続いていきますので、次回に向けてすぐにスタートを切ってください。
続きまして、理科の勉強法です
①一問一答を完璧に覚えること。
授業中にも伝えましたが、テキストの一問一答から同じ問題を20問(1点×20問=20点分)出題します。ノートに繰り返し練習するなどして、完璧に仕上げてきてください。理科の基礎学力をつけるには、まずは基本事項を徹底的に暗記することが重要です! 高得点を狙う人もまずは、この一問一答から勉強を始めましょう!
②授業ノートを音読と暗記・テストをすること。
①はすべて一問一答形式になっています。しかし、実際のテストには、図や表を把握し、理解することも重要です。例えば、小5の理科では「メダカ」を勉強しました。せびれやしりびれという名前は知っているけど、場所がどこかは分からない……となってくると、高得点は望めません! いつもやっている通り、声に出して読んだり、難しい言葉や漢字はしっかり書いてみて、授業ノートをすべて自分で埋めることができるかチェックしてみましょう。
③演習問題を解いて総仕上げ
①・②で知識が習得出来たら、あとはアウトプットすること! つまち、実践力の養成です。学んだ知識が、実際にどのように問われるのかを練習してみましょう。そして、間違えた問題はなぜその答えになるのかを理解してください。解説を読む! 先生に質問する! などしてきちんと解決しておきましょう。
第1回まとめテストは、小5・小6ともに暗記単元が中心となります。みなさんの努力の度合いが現れやすいテストになるので、しっかりと準備をしてきてください。みなさんの健闘を祈ります!