まとめテストに向けて~算数の勉強法~
掲載日:2018.04.24
カテゴリ:コラム
校舎:長井ゼミ小學舎 広島校
つい最近までまだまだ寒いと思っていたら、いきなり気温が上がってきました。
皆様体調を崩されないようご自愛ください。
理系の石川です。
さて、あと一週間でゴールデンウィーク、その後にはまとめテストが控えております。
ということで前回に続きまして……
算数の勉強法
今回は国語に引き続き、算数のおすすめ勉強法を紹介します。
① 毎日少しずつ復習する
どの科目の勉強にも言えることですが、計画を立てて勉強することが大事です。何日から何日までどの科目を1日に何ページずつやるかを決めさせて実行させましょう。これは保護者の方がご協力していただくとスムーズにできると思います。まとめテストの範囲はおよそ2カ月分です。まとめテスト前の2日間で一気に終わらせるような勉強では、そのテストには間に合うかもしれませんが、定着しません。あくまで目標は中学入試合格です。
② 最低2回は繰り返す
まだ、どの学年も算数では「解法・考え方」の暗記をしている段階です。普段の確認テストは1単元のみのテストですが、まとめテストのようにいろんな単元の問題が1度に出てくるテストでは、解き方をど忘れしてしまうことがよくあり
ます。問題文を読んだらすぐ解法が浮かぶところまで繰り返せるとベストです。
③ 間違えた問題を大事にする
テキストやワークの問題を解きなおしていく中で、よくミスをする問題をきちんとチェックしておきましょう。何回か繰り返して復習した後は、今まで間違えたことのある問題をもう一度解かせ、「できるようになった」という体験を多くさせましょう。
④ 解説させる
これは時間があるときに。同じような問題なのにできたり、できなかったりすることがある場合、解き方の本質が理解できておらず、答を出す手順だけを暗記している可能性があります。そんなときは「なぜそう解くのか」生徒に説明させてみてください。保護者の方に解説できるレベルであれば十分に理解できています。できなかった場合は早めに担当教師に質問させるようにしてください。
⑤ 最後に
学校のテストでは、100点、90点が当たり前なのに塾のテストではなかなか点数がとれない。これは学校よりも進んだ勉強をしているので当然のことです。
実際の入試では7割とって合格できない私立中はほとんどありません。ただ、まとめテストは出題範囲が指定されているわけですから、きちんと準備をすれば高得点がとれます。私が生徒によく言っているのは「目標8割」8割とれていれば
それまでに勉強した内容がきちんと理解できていると言えるでしょう。
そして大事なのはテスト後の解き直しです。テストの結果が返却されたら点数だけ見て評価するのでなく、問題用紙をいっしょに見ながら「おしいミス」をさがしてあげてください。「まだまだ自分はいい点数がとれるんだ」と思えるようにはげましてあげましょう。さらに、今回はきちんと準備できたかどうか振り返ってみて、次はこうしてみようと作戦会議を開いてください。
次回は、理科社会です
理社担当から暗記の極意を伝授いたします。お楽しみに!