広島の中学受験はこう挑め!「広島なぎさ中学編」
掲載日:2017.08.10
カテゴリ:コラム
校舎:長井ゼミ小學舎 広島校
台風の影響か、一時的に涼しくなったので「ひょっとしてこれから気温は下がっていくのでは……?」と虫のいい希望的観測をしておりましたが見事に裏切られました。
皆様くれぐれも熱中症にはお気を付けください。
ご無沙汰しております。理系担当の石川でございます。
さて、夏の最中ではありますが、受験学年である六年生は、夏が終わると早い科目によっては入試演習が始まります。いよいよ実戦練習! ということで、より入試を意識した勉強が大事になってきます。
そこで毎年のことではありますが、ここからは各中学校の傾向と対策をご紹介していこうかと思います。
もちろん、詳しい話は授業の中でしていきますので、ここではほんの少しのご紹介になりますがご容赦ください。
広島なぎさ中学の問題にはこう挑め!
今回はタイトルにもありますように広島なぎさ中学です。
広島なぎさ中学校については、以前のブログで詳しくご紹介しております。そちらの写真を見ていただいても分かるように、校舎がとてもきれいです。
男女共学の中学校として西区、佐伯区を中心に人気があり、また長井ゼミ小學舎五日市校は「なぎさ受験クラス」を開設しています。
また、ハンス五日市校にも「なぎさクラス」がありますので、なぎさ中学に入学した方は是非こちらでもお待ちしております。
国語
・大問は三題構成。大問一・二が物語文・説明文で他校と大きな差異はありません。数年前より難度が大幅に下がり,小学生が解くのに適正なレベルになっています。
・大問三は日本語に関する問題で,他校と一線を画しています。敬語や主述の一致,誤字の訂正など他校ではあまり出題されないものが多く問われますので,受験者は過去問演習を通して身につけましょう。
算数
・「図形」「速さ」「数の性質」「比と割合」が頻出単元です。最も多く出題されるのは「図形」の単元で,「図形」以外はどの単元も万遍なく出題されています。それぞれの単元の中の小単元は過去何年も出題されていないところを狙って出題している感じですのでヤマを張るのはお勧めできません。
・手間のかかる計算問題がかなりたくさん出題されるので、計算問題を素早く正確にこなす練習をしておいた方がいいでしょう。
社会
・地理分野・歴史分野・公民分野の中では、歴史分野からの出題が多めに出ます。問われる知識は中学受験で必要な基本的なレベルのものですから、確実に暗記をしていくことが大切です。
・選択問題は、「まちがっているものを選びなさい」「正しいものを選びなさい」が混在していますので、丁寧に問いを読むことが合否を分けるといっても過言ではないしょう。
理科
・一番の特徴は化学単元です。化学単元から大問二つ分出題された年度もあります。化学分野の単元については計算・暗記ともに穴をつくらないよう、まずは基本をしっかりと押さえておきましょう。
・グラフ・図表を伴った問題が多く出題されるため、それらを読み取る練習をしておきましょう。過去問を中心に、同じタイプの問題をくり返し演習しておくことが必要です。
最後にお知らせです。
8/13(日)~8/15(火)はお盆休みとなっております。
塾は閉館しておりますので、お間違えの無いようにお願い申し上げます。