学校紹介≪ノートルダム清心編①≫
掲載日:2017.05.25
カテゴリ:コラム
校舎:長井ゼミ小學舎 広島校
緑の映える季節から、徐々に暑さで参る季節へと変わってきました。現在ポンポコポンのお腹である私にはなかなかつらい季節です…。というわけで、今回は産休前の文系東久保が、母校ノートルダム清心の紹介をさせていただきます。
ノートルダム清心中学は、己斐の山の上にある赤い屋根が目印の学校です。標高40mを超える高さを毎日生徒たちは登っていきます。私が通っていた頃と比べて道は舗装されて歩きやすくなりました。学年が下のころは、途中何度か息切れがして休憩を入れていたなぁ。6年も通うとなると、足も立派に筋肉ムキムキになることから、この坂を通称「大根坂」と言います(笑)。入試の時には、子どもたちの後ろから顔面蒼白で明らかに呼吸困難に陥っているお母さんたちが登ってくる坂です(笑)。
ノートルダム清心中学といえば、カトリックの教えをベースに、「心を清くし 愛の人であれ」という教育理念の基、中高一貫の女子校として1950年に開校しました。今年の春入学した生徒が、68期ということになりますね。長井ゼミからもたくさん行っています!今年制服を見せに来てくれた子たちはこんな感じ。まだまだ私たちからすると見慣れないのですが…(苦笑)
今回、写真を撮りに行くにあたり、どんな施設を紹介しようかなと思ったのですが、正直、自分が通っていた頃と建物が特に変わっているわけではなく…。目新しいものが思いつきませんでした。というわけで、入学して一番驚いた場所ってどこだっけ?と思い出してみました。私が受験の時には、女学院が清心よりも先に受験だったため、「女学院=新しくてきれいな学校!じゃあ、清心は?」とワクワクしながら学校に行きました。当時から清心は特に新しい建物ではなかったのですが、古い建物をきれいに使っているな~と思ったのを今でも覚えています。当時よりも、きれいになっているのが、これは必ず在校生がおすすめポイントとして挙げてくる定番の場所ですけど、トイレ。電気も自動でつくし、ちょっとしたデパートのパウダールームみたい。さすがに個室の中まで写真は撮れませんでしたが、実は音姫まで完備されています。
実は、これらの施設は生徒会が中心となってどんなものがいいのかというのを業者と話し合いを重ねて練りに練ってつくったもの。清心は、生徒会の活動が活発で、私たちが在学中にはエコ運動がさかんで、その一環で、環境にやさしくリサイクルしやすいというカート缶を売店に設置しました。その時に導入したのが、「ご意見聞くゾウくん」(笑)。今でも使われているのを見て懐かしさいっぱいでした。
今回お邪魔させていただいたのが、学園祭前というわけで、施設の紹介よりも学園祭の準備の話しをしましょう。お邪魔した日は、特に目立った準備風景は見られなかったのですが、中1~高3までの学年を超えた係の集合日で、こんな仕事をするよとか、どの時間帯が忙しいから注意してねなどいろいろ話し合いが行われます。そのあと、クラブ単位の出し物の準備が始まります。写真は書道部の準備風景。この手作りのうちわをどのように使うかは、書道部の部屋に行ってからのお楽しみ!学園祭の前日あたりには、階段にポスターを張り付けたり、クラブ単位などでおそろいの手作りバッジやワッペンを付けたり、ばっとお祭りモードに突入します。今年は講堂が建設中のため、敷地が限られていますが、事務室前のスペースや体育館のそばのスペースなど(前庭)にも、テントが建てられ、焼きそばやアイスクリームなどが出ます。結構いいものがあるのはお楽しみくじ。立派な植木や去年はカープのチケットがあったかな。小学生におすすめなのは「お姉さんと歩く清心ツアー」。学校の中を清心生が案内して回ってくれるイベントなので、興味がある人は行ってみるといいですよ。ポスターと一緒に写っている人形は清心人形といって、全部手作りの人形です。こんな清心でしか買えない清心グッズも販売しているので、いい思い出になります。部屋に飾って頑張るぞって気持ちを新たにしてもよし、お守り代わりに持ち歩いてもよし! 準備の時には、テントを建てるのも力持ちの頼りになる男子がいるわけではないので、門の外ではか弱く見せている清心生がひょいひょいひょいと軽々と建ててしまいます(笑)私が在校中は一番好きな行事だったので、楽しみだな~。卒業したあともお手伝いがあるので、いろいろ思い入れのある行事です。
そんな清心の学園祭は、今週末5月27日・28日にありますので、ぜひ楽しんできてください!参加は自由なので、学校の雰囲気を見るいい機会ですよ。
学園祭と絡めて、清心の部活風景がよくわかるテレビ放送が近々あるみたいです。吉本新喜劇をこよなく愛する人の集まりである「きちほん新喜劇」。5月26日(金)の午後5時ごろ、テレビ新広島の『みんなのテレビ』の中の『山内さんが行く 熱血ブカツ応援団』で紹介されるようです。
「きちほん新喜劇」テレビ収録
『きちほん新喜劇』は、学園祭でも公演するようなので、もしも金曜日に見て楽しかった人は、学園祭でも笑ってきてください。