まとめテストに向けて ~算数の勉強法~
掲載日:2017.04.18
カテゴリ:コラム
校舎:長井ゼミ小學舎 広島校
算数担当の山根です。
もうすぐゴールデンウィークですね。今からわくわくします・・・がっ
まとめテストのことを忘れてはいけませんよ~
ゴールデンウィークを有意義に過ごすためにも早めに準備をしていきましょう。
そこで、国語に引き続き、今回は算数のおすすめ勉強法を紹介します。
① 毎日少しずつ復習する
どの科目の勉強にも言えることですが、計画を立てて勉強することが大事で
す。何日から何日までどの科目を1日に何ページずつやるかを決めさせて実行
させましょう。これは保護者の方がご協力していただくとスムーズにできると
思います。まとめテストの範囲はおよそ2カ月分です。まとめテスト前の2日
間で一気に終わらせるような勉強では、そのテストには間に合うかもしれませ
んが、定着しません。あくまで目標は中学入試合格です。
② 最低2回は繰り返す
まだ、どの学年も算数では「解法・考え方」の暗記をしている段階です。普段
の確認テストは1単元のみのテストですが、まとめテストのようにいろんな単元
の問題が1度に出てくるテストでは、解き方をど忘れしてしまうことがよくあり
ます。問題文を読んだらすぐ解法が浮かぶところまで繰り返せるとベストです。
③ 間違えた問題を大事にする
テキストやワークの問題を解きなおしていく中で、よくミスをする問題をきち
んとチェックしておきましょう。何回か繰り返して復習した後は、今まで間違え
たことのある問題をもう一度解かせ、「できるようになった」という体験を多く
させましょう。
④ 解説させる
これは時間があるときに。同じような問題なのにできたり、できなかったりす
ることがある場合、解き方の本質が理解できておらず、答を出す手順だけを暗記
している可能性があります。そんなときは「なぜそう解くのか」生徒に説明させ
てみてください。保護者の方に解説できるレベルであれば十分に理解できていま
す。できなかった場合は早めに担当教師に質問させるようにしてください。
⑤ 最後に
学校のテストでは、100点、90点が当たり前なのに塾のテストではなかな
か点数がとれない。これは学校よりも進んだ勉強をしているので当然のことです。
実際の入試では7割とって合格できない私立中はほとんどありません。ただ、ま
とめテストは出題範囲が指定されているわけですから、きちんと準備をすれば高
得点がとれます。私が生徒によく言っているのは「目標8割」8割とれていれば
それまでに勉強した内容がきちんと理解できていると言えるでしょう。
そして大事なのはテスト後の解き直しです。テストの結果が返却されたら点数
だけ見て評価するのでなく、問題用紙をいっしょに見ながら「おしいミス」をさ
がしてあげてください。「まだまだ自分はいい点数がとれるんだ」と思えるよう
にはげましてあげましょう。さらに、今回はきちんと準備できたかどうか振り返
ってみて、次はこうしてみようと作戦会議を開いてください。
さて、次回は理社担当から暗記の極意を伝授いたします。