新年度がスタートしました!

掲載日:2017.03.13  
カテゴリ:コラム  
校舎:小學舎

3月になり、2017年度がスタートしました。広島校では、机の上に積み上げられていた新品のテキストが日を追うごとに減ってきて、新年度が始まったことを実感させられます。算数科は今までテキストの印刷に2日ほどかかっていました。しかし、特に今年度の5年生は人数が多いため、大変そう…。算数科は、授業用のテキストと解答、宿題用のテキストと解答と全部で4冊必要になるため、印刷機が酷使されています。私たちは週休2日で休みがありますが、そういえば印刷機には休みがないなぁ…と、恐ろしい断末魔のような奇声をあげてがんばる印刷機にねぎらいの気持ちだけは持って日々優しく見守っている、文系担当の東久保です。…といいつつ、私も今日新しい社会科のテキストの印刷の準備をしようっと♪それも、5年生の♪

5年生は理社がスタートしました!

5年生は理科・社会の授業がスタートしました。元担当としては、新5年生の様子が特に心配で…。まだ慣れていない新しいクラスで、神妙な面持ちでおとなしく座っている5年生たちが、私の知っている元4年生たちと程遠く、教室の外で心配しておりました。ちょっと教室をのぞいてみると、みんな熱心に先生の話しに耳を傾けて興味深そうな顔をしていました。ちょうど私が教室をのぞいた時には理科の授業で、「古代、昆虫が巨大化していたのは今より酸素濃度が高かったため」といったこぼれ話を聞いているところでした。「じゃあ、今の時代に古代と同じ酸素濃度だったら人間も巨大化するんですか?」「酸素濃度を昔ぐらいにする方法はないんですか?」など、明らかにワクワクした質問が飛んでいました。実は、理科社会のこういう雑談チックなこぼれ話ってとても大事です。確かに入試問題には絶対に出ませんが、ワクワクした気持ちでその授業を受けてくれると、「楽しい!」と思ってくれるから。ただ机について、テキストに書かれていることを暗記するだけの勉強が楽しいって人はそうはいないでしょう。それに、ただそれだけなら、塾に通わなくてもテキスト読んでいればいいだけなんで、家でも勉強できます。せっかく塾に来て、長い時間席に座るなら、できるだけ楽しくないと! というわけで、しっかりと楽しい話も準備して教室に入っています。「あ、知ってる!」「おもしろい!」こういうことが増えていくと、その科目のことが好きになるはず。好きになると、テキストを開くことも苦ではなくなるはず。ここからは、体験談なんですが、私が受験生だったころ、社会は大好き、理科はあまり…でした。今思えば、テキストを開く回数が圧倒的に違っていたかなと思います。小さいころから活字中毒だった私は、社会のテキストはとてもおもしろい読み物で、繰り返し何度も読んでいました。問題を解くわけでもなく、ただ単に読み物として楽しんでいました。しかし、理科は絵や図、計算といったものは読み物としては読みごたえがなく、問題を解くためだけにしか開いていなかったように思います。長井ゼミでも奨励している勉強法としては音読!音読は、「話す」「聞く」「見る」「理解する」とたくさんのことを一度にできる効率のよい方法です。理科社会がうまくいいスタートを切れるかどうかは、授業を楽しむだけでなく、家でどれだけ暗記ができるかが勝負になります。暗記は正直一人でやらないといけない孤独な勉強で、ワイワイと楽しくできる授業とは大きく違います。自分にあった暗記方法を早く見つけた人から、理社はうまくいき始めます。まずは、音読を取り入れてみましょう。たくさん問題を解くことはひとまず考えずに、しっかりと何度も読みましょう。それだけでも覚えられるものが増えてきますよ。頑張って!勉強はめんどくさがったらそこでおしまいです。


写真は、授業中の5年生の風景です。帰りには、みんな「楽しかった~!」「川の名前はほとんどもう覚えたよ!」など全開の笑顔で帰っていきましたが、果たして来週までにきちんと覚えてこれるかな?


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