この中学へはこう挑め!~修道中学編~

掲載日:2016.09.10  
カテゴリ:コラム  
校舎:小學舎

朝晩がすっかり涼しくなり、ようやく過ごしやすさを感じられるようになった
反面、台風の接近などで蒸し暑さがぶり返したりして、とかく体調を崩しやすくなっております。
皆様、ご自愛くださいませ。
文系科目担当 渡守武です。

6年生の皆さん、初の外部模試はどうでしたか?
思っていた以上に緊張したのではないでしょうか?
いつもの教室・いつものメンバーで受けるまとめテストとは一味違っていたことでしょう。
その経験の一つ一つがあなた達を強くします。
今の時期は点数・評価で一喜一憂する必要はありません。
成績表が戻ってきた段階で先生たちのアドバイスをよく聞いて、
自分の弱点を克服することに全力を傾けましょう。
『まだ4か月もある!』
あなた達はまだまだ強くなれますよ。

修道中学の問題にはこう挑め!

今回は修道中学編です。
広島市内の男子校で最も多くの受験生が受ける中学です。
300年近い伝統と各方面で活躍されている先輩方。
明るい校風と確かな指導力。
強いあこがれを持っている受験生も多いことでしょう。
渡守武の父と弟もかつて在学しており、その歴史の末席に名を連ねています。

9/17(土)には体育祭、10/15(土)にはオープンスクール、
10/29(土)・30(日)には291年祭、
と、今月・来月はイベントが目白押しです。
ご都合が合うようでしたら、ぜひ参加され雰囲気を感じてみられてはいかがでしょうか。


国語

・文章読解問題は、物語文(5000字弱・設問数7)・説明文(2000字強・設問数5)と設問数に大きな差はないものの文章量が大きく異なるので、時間は物語文に多めに配分するのが良いでしょう。
・設問数は他校に比べ少ないものの、長めの記述問題の割合が多く配点も大きいと考えられます。普段学習している「解き方の手引き」にしたがって、解答の種となる部分を見つけるようにしましょう。
・漢字問題は、昨年度は独立した大問として出題されましたが、近年は大問一・二の中に組み込まれる形で出題されていました。形式は異なっても書き取り10問なのは変わりません。他校よりも漢字の形状にはこだわって採点されるので、トメ・ハネはもちろんバランスにも注意して覚えておきましょう。

算数

・最近は、整数に関する問題・規則性のからんだ問題や、図形問題が多くなっています。基本問題が比較的多くなってきているので、確実な基礎力が必要です。
・大問では、「速さ」、「規則性」、「立体図形」が頻出単元です。修道の「速さ」の問題は、比を使って解く問題よりも基本的な「旅人算」や「流水算」の文章問題の方が多く出題されます。
・過去によく出題されていた「水量変化とグラフ」についても学習が必要です。


社会

・地理・歴史・公民が同じ割合ずつ出題されるため、バランスよく勉強をしていく必要があります。
・年によっては大問1の地理単元で、難易度の高い問題が出題され、時間配分に失敗したという声がよく聞かれます。難問に対して時間をどう使うか練習が必要になります。
・解答は「漢字」で書くことが求められるので、普段から漢字で書くクセをつけておきましょう。

理科

・物理・化学・生物・地学から1題ずつと言うわけでなく、複数の出題があるため、1つのテストの中で様々な知識を聞いてくるのが特徴です。
・化学の計算問題が必ず出題され、ここで大きく差がつきやすい内容になっています。過去問でしっかり演習するのはもちろんのこと、解法を1つ1つしっかり理解しておく必要があります。
・「文書が長い」問題も多く、理科にも関わらず「読む」ということをさせる問題も多いです。時間が足らなくならないように、問題文を読む練習をしておきましょう。


9/18(日)は、第3回まとめテストが実施されます。
範囲の勉強は進んでいるでしょうか?
一夜漬けのような付け焼刃の勉強では、確かな学力を身につけられません。
ご家庭でもお声掛けを宜しくお願いいたします。

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