まとめテストお疲れ様でした。

掲載日:2015.05.09  
カテゴリ:コラム  
校舎:小學舎

こんにちは。
長井ゼミ五日市校で社会を担当している石川です。
スーパー4教科と橋本先生から紹介していただきましたが、もちろん4教科の授業を担当しているわけではありません。誇大広告です(笑)
ただ、5年生の社会の授業をしていると同時に、算数の補習も担当しているという世にも不思議なことになっているだけです。

さて、生徒の皆さんは第一回のまとめテストを終え、悲喜こもごもかと思います。
もうすぐテストの結果もお返しすることになりますが、この機会に、特に5年生の生徒の皆さんに是非伝えたいことがあります。

5年生の最初は、算数と社会が大事です!!

こういうと国語と理科の担当の先生に怒られてしまうかもしれませんが(笑)
なぜ、算数と社会が大事なのか……それは石川が両方とも担当しているから、というのは冗談として。

まず、算数は5年生だけではなく6年生でも4年生にとっても、中学入試にとって算数は非常に重要です。そして同時に苦手意識を持ちやすい科目でもあります。

そして、社会について。4年生から5年生になって2教科から4教科になります。理科と社会が増えるのですが、そのうち社会はいきなり覚える量が非常に多いのです。もちろん、いきなり全てを完全に覚えなければならないというわけではありません。これから何度も同じ内容が形を変えて出てきます。繰り返し繰り返し勉強していくことが大切です。とはいえ、最初に覚えることができなければそれでもう「苦手」ということになってしまいがちです。

どちらの科目も、最初に躓いて苦手意識を持ってしまうと、それ以降「この科目は苦手だな」と思って無意識のうちに問題を解いたり、覚える作業にブレーキがかかってしまいます。これは後々尾を引くことになってしまいます。

ですので、既に苦手意識を持っている生徒もいるかもしれませんが、算数と社会を今からでも頑張りましょう。
もちろん、長井ゼミ教師一同も、それを全力でフォローしていきます!!

さて、「おすすめの本の紹介」です。
昔から本が好きだった石川が、ちょうど小学6年生の頃に背伸びをして読んだ本を紹介させていただきます。

「ソフィーの世界――哲学者からの不思議な手紙  著者:ヨースタイン ゴルデル」です。
これは、ちょうど石川が小学校高学年頃に少し話題になった本で、おそらく中高生の読者を想定して書かれているのではないかと思います。

ごく普通の女の子、ソフィーの元に差出人も宛名もない手紙が届く。その手紙にはたった一行、『あなたはだれ』と書かれていた……というところから話が始まります。ストーリーとしてはミステリーかファンタジーになるのだと思います。

しかしこの本の特殊なところは、そういったエンターテイメントとしての小説である一方、「世界一やさしい哲学の本」という側面も持っているということです。話を追っているうちに、古代ギリシャから始まる西洋哲学史の重要な部分が一通り頭に入ってしまう妙な構成になっているのです。

 この本を読んだ結果、小学6年生の石川は中学入試が近いというのに「カントの純粋理性批判が……」とか「プラトンのイデア論が……」みたいなことをぶつぶつ言うようになったわけです。結構まずい状況ですね。

しかし! 数年経って、この本を読んでいたことが思いもかけない効力を発揮することになりました。高校で『倫理』が始まった時、既にほとんど一度頭に入れていた内容だったから、勉強しなくてもずっとほぼ100点満点をとり続けることになったのです。大学受験においても、倫理は石川の得点源の一つであり続けました。大学に受かった要因の数割は、この本になるのではないかと今も思っています。

ということで、色々と因縁のある本を紹介させていただきました。

それでは、増田先生⇒石川と来たので、そのまま五日市メンバーということで、生徒達からの信頼厚い中田先生に次のブログをお願いいたします!



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