国公立 前期入試直前でやるべき対応

掲載日:2021.02.20  
カテゴリ:コラム  
校舎:長井塾

こんにちは! 長井塾チューターの熊野です

広大附属高校出身で、長井ゼミでは高1から数学・英語を受講し、高2高3では、それに加え物理・化学を受講していました。昨春、広島大学医学部医学科に入学した1年生です。

さて、現在、受験生のみなさんにとっては、前期試験まであと数日という頃だと思います。今回は、二次試験直前のメンタル面や勉強面で少しでもアドバイスできることがあればと思い、私の経験を踏まえてお話しいたします。

二次試験直前のメンタル、前向きがいいけれど……

残念ながら、私はセンター試験で思うような点数が取れませんでした。

実に1週間以上! 広島大学を受験すること自体、非常に悩みました。センター試験での失敗、受験予定の考え直し、二次試験で逆転できる実力があるか、もし逆転できなかったら……。

ただ、たくさん悩んで受験を決意した後は、決して振り返りませんでした。大きな決断は常に不安や後悔を伴うものです。しかし、あれこれ悩み続けても、迷いが生じるだけで、勉強に集中できません。たくさん悩んで決断したのだから、後は自信を持って試験に臨む方がメンタル面でとても良いです。

たとえ共通テストでよい結果でなかったとしても、あきらめず試験に臨んでほしいです。私のようなセンター試験失敗組でも二次試験で逆転し合格することができました!! 入試直前は、自分のやってきたこと、決めたことを信じ抜くことが良いと思います。

反対に、共通テストがうまくいった方は、油断することなく適度な緊張感をもってほしいなと思います。当たり前ですが、逆転される立場の方もいます。せっかく得た有利さを活かし、より確実に合格できるよう頑張ってほしいです。


二次試験直前の勉強、困っていませんか?

直前になると、“やるべきことがたくさんあって焦る人”と、反対に“何をやればいいか分からない人”がいると思います。

“やらないこと”を決める!

前者の“やるべきことがたくさんあって焦る人”は、【 本当にやるべきことを見つけるために、やらないことを決める 】のが必要だと思います。例えば、同じ科目で二つの問題集を利用しているなら、どちらか片方は「もう手を付けない!」と決めて、もう片方の必要なところだけを勉強するのがいいと思います。やるべきことが多すぎる状態で“やらない”と決めるのは非常に不安でなかなか実践しづらいとは思いますが、迷う時間がもったいないです。

ちなみに、私のオススメは長井のテキスト、あるいは『大丈夫問題集』をひたすら解くことです。長井のテキストは、単元ごとで非常に重要な問題ばかりピックアップされているため便利です。


塾の先生を頼る!!

そして、後者の“何をやればいいか分からない人”。実は私もこちらのタイプでした(笑)。

塾の先生にお願いして新しい問題を出してもらうのが効果的だと思います。

特に私の場合、“やらないこと”を決める時期がとても早かったので、二次試験直前には“やるべきこと”を飽きるほど何周もして、時間にゆとりができてしまったのです。そこで、長井ゼミの先生に新しい問題を出してもらって、解いては採点してもらうことを繰り返しました。

長井ゼミの先生にペースを作ってもらって入試問題を解いていくと、それまで塾の“オリジナルテキスト”や『大丈夫問題集』で学んだことがいかに重要であったか、よく分かりました。

また、私はそれまで塾に行かずサボる日もありました。しかし、毎日塾に行かないと新しい問題がもらえなくなり、通っていない日数がはっきりと自分でわかってしまうため、反省の心が芽生え、サボリ癖防止にもなりました。

何より、定期的に人と会話できるというのもリフレッシュになりました。自主登校日になって以降、ちょうどいい時期に、適切な問題をもらえ、ふさわしい声かけをしてもらえ、とてもよかったです。

私の大学受験はすべてが模範的ではありませんでしたが、

このような合格体験談を見て、もっと頑張ろうと思う方や、「自分の状況はそんなに悪くない」と自信を持つ方がいらっしゃるとうれしいです。大学では楽しいことがいっぱいあります。皆さんに春が訪れるよう、心から応援しています。最後まで一緒に頑張りましょう!

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