ふるさと枠の推薦対策

掲載日:2021.01.20  
カテゴリ:コラム  
校舎:長井塾

こんにちは!長井塾チューターの佐藤です!

広島学院高校出身で、ふるさと枠で入学したばかりの1年生です。高2から高3まで長井ゼミの化学を受講していました。わたしは推薦入学なので二次試験のことより、英検や面接についての話に自信があります。推薦にするかどうかも含め、困ったら相談してください!!

そろそろ「やばい!」とか「まだ仕上がっていない単元がある、どうしよう!」とか、多くの受験生が不安を感じていると思います。また、今年は新型コロナウイルスの影響もあって、オンライン授業に変更するなど、大変な事が多い一年でした。受験の不安をさらに煽るものと思われがちですが、こう考えてはどうですか?

「自分だけが不安」ではなく、「受験でのライバル全員も不安」。

かなり不安が払拭されて気が楽になりませんか?残り1週間、自分が今までやってきた努力はかならずついてきます!信じて最後まで駆け抜けましょう!

推薦に必要なもの① 試験の成績

前述のとおり、わたしはふるさと枠の合格者なので推薦対策の経験を話そうと思います。推薦で必要なものは大きく分けて3つです。
まず1つ目は、当たり前のことですが、「試験の成績」です。これは本番の共通テストだけでなく、「日々の学校の成績」も含みます。面接がいかに大事とはいえ、試験の成績を軽視すると足元をすくわれるので気を付けてください。


推薦に必要なもの② 小論文

2つ目は「小論文」です。文字数は大学によってさまざまだと思いますが、内容の多くは、このようなものです。
● その大学にどうして入りたいか?
● どのようなことがしたいから入るのか?
● 自分の長所は?

ここでのポイントは、【 自分中心の話ばかりしない事 】です。

これは私の失敗談ですが、練習で書いた志望理由書で「自分がいかに医師に興味があるか」ばかりを書きました。この時、添削担当の先生から「単に医師という職業に興味がある話ばかりをしても点数に反映されにくい」とアドバイスをもらいました。なぜでしょうか?

大学の立場から欲しい人材を考えてみると……

大学は在学中、そして卒業後にその学生がどれだけ大学に貢献してくれそうかという視点で合格者を選びます。ですから、自分の好きなものに対する情熱が伝わっても、それが大学の利益になりそうでなければ評価しにくいものだそうです。少し生々しい話にはなりますが、自分がいままで積み上げてきたものをどのようにして大学で活かせるかということが大切です。


推薦に必要なもの③ 課外活動

そこで、高校時代に「積み上げてきたもの」が必要となります。これが3つ目の「課外活動」です。課外活動と聞くと、科学オリンピック出場など手強いイメージが浮かぶかもしれませんが、実は、身近で参加しやすいものが多くあります。
● 大学が主催しているセミナーや講義
● 平和活動
● 地域の清掃活動
● 病院の見学・一日体験

大学主催のセミナーは、大学で行われるものもあれば、高校で行われるものもあります。高校で案内されることもあれば、進学先を探す過程で見つけることもあります。

視野の広がる課外活動がおすすめ!

これらの大きな利点は、参加するだけで人生経験が豊かになることです。課外活動には、世代の異なる方や、英語圏の同級生、自分と似たよう人など、様々な人がいます。その方々から自分が普段ふれることがないジャンルの話を聞き、新しいものの見方に気づくことができました。

ここで得た経験によって、自分と異なる視点から理解したり、表現したりすることができるので、小論文はより理解しやすく、大学にとっても魅力的なものとなります。もちろん、課外活動は面接でも経験談として有効なので、一度は参加してみることをおすすめします。

推薦は自分の学力と人生経験を発揮する場です。後悔することのないように努力し続けましょう!

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