大学別 医学部前期試験分析④ 島根大学 【医系学舎広島】

掲載日:2020.01.23  
カテゴリ:コラム  
校舎:医系理工学舎

特徴

センター試験700点:二次試験460点とセンター試験の配点比率が非常に高い「センター逃げ切り型」の大学。
2018年度より,鳥取大学は前期試験科目に理科2科目が加わり,山口大学は理科1科目から2科目に変更となったが,島根大学は英数2科目を堅持している。
英数どちらの科目にも医学部医学科受験生対象の問題が設定されているため,やや難しめの問題も出題されている。データのみで出願を検討するのではなく,問題への対応力が身に付いているかどうかを判断材料とすべきである。

医系学舎講師陣による各科目傾向分析

〇英語
難易度 ☆☆☆☆  (☆:センターレベル ☆☆☆:国公立標準レベル)
医学部医学科合格目標得点率 70%
読解問題3題、英作文問題2題(自由英作1題、和文英訳1題)の計5題で構成される。読解問題1題と和文英訳問題が医学部医学科専用問題である。共通問題と医学科専用問題との難易度の差が大きい。そのため,共通問題では満点に近い得点を取りたい。医学科専用問題は,私立医学部等で出題される医療系の読解問題が良いトレーニングとなる。センター高得点は必須だが,それで安心せずに,二次試験に向けて難問に取り組み続けて対応力を高めた人が勝者となる。


〇数学
難易度 ☆☆☆☆  (☆:センターレベル ☆☆☆:国公立標準レベル)
医学部医学科合格目標得点率 70%
出題数は大問4題で、試験時間は120分。全問記述式で問題の難易度は全体的に標準レベルだが、医学部専用問題はやや難易度の高い問題が出題されている。証明問題が多く出題されているので、先生に添削してもらうなどして、解答作成の練習をしていく必要がある。特に微・積分法は頻出で、他の問題は様々な分野から幅広く出題されているので、どの分野も満遍なく演習しておくと良いだろう。


ちなみに・・・

今回のブログを書いている,私,佐野は,島根県出身で,島根大学医学部附属病院(当時は島根医科大学でした)で生まれました。

医系学舎には,毎年,出雲高校(母校です)や松江北高校,松江南高校,浜田高校などから,島根県出身者が医系学舎に入塾してくれます。将来は、医系学舎卒業生たちが,島根の地域医療を支える存在になってくれるのではと期待しています!!


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