【大学別 医学部入試情報④】 島根大学

掲載日:2017.11.21  
カテゴリ:コラム  
校舎:医系理工学舎

特徴

おとなり鳥取大学は前期試験科目に理科2科目が加わり,山口大学は理科1科目から2科目に変更となったが,島根大学は英数2科目を堅持している。鳥取や山口から受験生が流れる可能性が十分に考えられる。2018年度は特に,これらの影響がどう出るのか注目されるところである。

医系学舎講師陣による各科目傾向分析

〇英語
難易度 ☆☆☆  (☆:センターレベル ☆☆☆:国公立標準レベル)
医学部医学科合格目標得点率 (他学部共通問題85% 医学部専用問題73%)
例年,大問5問で構成される。他学部との共通問題として,長文読解問題2題と自由英作文問題,医学部専用問題として,長文読解問題1題と和文英訳問題1題が出題される。医学部専用問題は当然のことながらレベルがかなり高くなる。長文問題は,医療が関係する文章が出題されることが多いので,過去問演習を通して慣れておくとよい。また,和文英訳問題は,逐語訳することが難しい語句が含まれており,それらをいかにして英語にするのか工夫する必要がある。


〇数学
難易度 ☆☆☆☆  (☆:センターレベル ☆☆☆:国公立標準レベル)
医学部医学科合格目標得点率 80%
出題数は大問4題で、試験時間は120分。全問記述式で問題の難易度は全体的に標準レベルだが、医学部専用問題はやや難易度の高い問題が出題されている。典型問題からやや難易度の高い問題まで演習し、計算力、応用力を付けておこう。


ちなみに・・・

今回のブログを書いている医系学舎・佐野は,島根大学医学部附属病院(当時は島根医科大学でした)で生まれました。実家も近く,病棟の5Fくらいに上がれば見えると思います。風邪をこじらせたりすると,かかりつけ医ではなく「医大」に連れて行かれ,少年時代は少し怖いイメージを持っていました。仕事を通して,島大医学部の地域拠点病院としての重要性や研究の先進性を知ることができ,今は敬意でいっぱいです。医系学舎から進学した生徒と出雲で会うこともありますが,成長した姿を見ることができ,「この仕事やっててよかったな」と思える瞬間の一つになっています。
また毎年,出雲高校(母校です)や松江北高校,松江南高校,浜田高校などから,島根県出身者が医系学舎に入塾してくれており,何とか合格させたいという気持ちもより高まります。


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