推薦入試について
掲載日:2016.07.24
カテゴリ:コラム
校舎:医系理工学舎
第1回目の保護者懇談を行いました。お忙しい中ありがとうございました。懇談をさせていただくと,お子様を預かった責任をあらためて感じます。親元から離れ広島で頑張っている生徒の保護者の方と面談をするとなおさらです。
さて,その中でもよく話題に出ました医学部推薦入試を今回のテーマとします。
①国公立編
多くの大学が現役or1浪を条件としています。1浪生が受験可能な大学は地域枠の場合が多いです。したがって,広島県出身者はやはり広大ふるさと枠が第一候補となります。他県出身者もまずは地元大学ですね。そのほか,「四国・瀬戸内地域枠」のある高知大学や2浪生まで出願できる大分大学AO入試も,医系学舎から毎年合格者が出ています。
②私立編
〇公募制推薦(評定平均などの条件がある場合が多い)
・1浪まで出願可能(地域枠を除く)
・岩手医科 ・埼玉医科 ・金沢医科 ・近畿
・久留米 ・福岡 ・藤田保健衛生
・4浪まで出願可能
・川崎医科
〇AO入試(受験資格はゆるいが,大きなアピールポイントが必要)
・獨協医科 ・金沢医科
推薦向きの生徒とは・・・
①「周囲に良い影響を与える生徒」
クラスや部活に1人は,友達のために率先して活動する「世話役」がいるものです。医学部では特に医師国家試験に向けての勉強が待っています。そんなとき「世話役」は大きな力を発揮するはずです。「リーダーシップ」とは何も卒業後の医師活動においてだけのことではありません。大学でも周囲にリーダーシップを発揮できる存在が必要なのです。
②「きらりと光るスキルを磨き続けている生徒」
あるスキルを継続的に磨き続け高いレベルに達することができた生徒が,その目を真剣に医学に向ければ,大きな成果をあげる可能性があります。また,スキルアップのために,自ら考えて試行錯誤したプロセスも評価の対象になります。
もちろん,学力と医学・医療への熱意は前提です。それらに加え,①・②をアピールできる「実績」がほしいところです。
メモリア英語・テクニカ数学 始まる!!
指定された範囲の問題のプリントを次々に解いていきます。
間違いがあればやり直し!!
知識の定着ができているか?この時期にもってこいのトレーニングです!!