入試情報③【模試結果の見方】

掲載日:2014.06.24  
カテゴリ:コラム  
校舎:医系理工学舎

そろそろ記述模試の結果が返ってきます。

5月下旬に受けた模試の結果が返ってくる時期です。そこで今回は,前回に引きつづき昨年度の合格者のデータに着目するとともに,模試結果の注目点をテーマにします。

【データで見る】昨年度の医系学舎からの合格者の成績は!?

昨年度の医系学舎生で,医学部医学科に合格した生徒の第1回記述模試・英数理理4科目の平均偏差値は67.7でした。偏差値68を上回っていた生徒の合格率は71%ですので,目標ラインはこのあたりです。
偏差値60~65の生徒では,合格率は47.6%となります。偏差値60代前半の生徒でも,これからの巻き返しは十分に可能であるとデータも示しています。
偏差値58からの大逆転合格を手にした生徒も存在しますが,この生徒は,努力も半端なくしていました。逆転合格は,奇跡ではなく努力の結果です。


【ここに注目】模試結果の注目点

①大切な情報は裏面にあり!
各教科単元別の情報が載っている裏面こそが大切な情報です。苦手な教科を再認識することはもちろんですが,数学・理科は特に,各単元レベルでの苦手分野を明らかにする必要があります。もしその苦手分野が1学期に授業で扱われた範囲であれば,今すぐ復習してください。英語も苦手分野があれば,夏期のうちに対策を施す必要があります。裏面の情報を学習計画の見直しに有効に使いましょう。

②自分自身と比較せよ!
全国の受験生と比較することも重要ですが,自分の昨年の模試やセンターの結果と比較する視点を持つことも必要です。成績の伸びが鈍い科目は,それなりの理由があるはずです。2回目以降の模試は,前回の模試との比較がより大切になります。

③判定・偏差値
判定や偏差値ですが,現役生の学力が伸びていない第1回の模試は特に予備校生にとって有利なので,よかったからといって安心はできません。逆に,E判定の生徒は危機感を持って学習に取り組む必要があります。

④二次試験の科目・配点と自分の得点傾向
自分の得点傾向(理科は高得点だが,英語が低い。英・数は得意だが,理科は苦手。などなど)と志望校がマッチしているかどうかは,注目する必要があります。予備校生はできれば,二次で英数に加え理科2科目を課す大学を狙うことが理想ですが(現役生は二次レベルの学習になかなか手が回らないので),あまりに苦手な科目がある場合,二次が英数の大学や英数理科1科目の大学をメインに狙うといった戦略の再考も必要でしょう。




講師を有効活用しよう!!

模試の活用法を述べてきましたが,これらは経験や情報があるからこそできる部分も大きいです。医系学舎に通う生徒たちは,模試結果をもとに担当の講師(授業を受け持っている講師がカウンセリング担当です)と面談を行います。さらには,各科目の講師に模試結果や答案を持っていけば,教科ごとの細かなアドバイスを受けることもできます。保護者の方には,面談の際に状況を説明いたします。講師に相談することで,今後の学習計画をより細かく見直すことができます。

模試の表面的な結果に一喜一憂することなく,学力UPに向けた指針として活用していきましょう!!


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