ちょっとだけ 小論文講座

掲載日:2014.02.11  
カテゴリ:コラム  
校舎:医系理工学舎

私立医学部の二次試験が集中している時期です。

そこで今回は,小論文のポイントを,ちょっとだけお教えします。

例題 「人間として生きることの意味」(800字以内)
これは,2013年度の久留米大学医学部の問題です。問題文はこれだけ!これで800字の文章を完成させなければなりません!!

①問題をしっかり捉える

何よりも大切なのは,問題(文)を捉えることです。この問題の「人間」とは,誰のこと? 医学部の小論文の問題としては「(医学部に入学し医師になりたい)人間」として捉える必要があるでしょう。そのように考えると,例えば,「生きる意味」=「多くの人の命を救うこと」という答案の道筋が見えてきます。


②問題に沿って答える

だからといって,冒頭から「私は医師として生きたいので,生きる意味は,人を救うことである」と書き出すと,問題文を完全に無視してしまっている。問題とのコミュニケーションが成立していないのは,大問題です(+_+) そこで,まずは「人間として生きる意味は,人や社会のために役立つことである」と問いに合わせて述べたうえで,次の段落で<医師になりたい自分の「生きる意味」>を具体的に述べましょう!

③「医師になりたい!医学部に入りたい!」ということを文章でアピールしよう!

さらには,「人の役に立つことで,自分自身を高めることも,生きる意味だ!」と向上心や向学心をアピールするといいですねぇ!! <人の役に立つ→もっと人の役に立ちたいと考え自分を高める→もっと人の役に立つ→・・・> 素晴らしい好循環!


というわけで,小論文は,問題を捉えることが第一手です。そのうえで,医師を目指すために医学部に入りたいんだ!という熱意を伝えるために書く文章であることを意識して書きましょう!

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