夏の甲子園

掲載日:2022.08.23  
カテゴリ:コラム  
校舎:ハンス

こんにちは、長井ゼミハンス緑井校、大町校、舟入校、新白島校で数学を担当している濵﨑です!


僕が野球好きであることは、

皆さんご存知(?)

だと思いますが、

高校野球も

時間があれば観るようにしています。


このブログが掲載される頃には、

すでに夏の高校野球は終わっていますが、

これを書いている現時点では、

まだどこが優勝するのかわかりません。


ただ、

優勝候補であった大阪桐蔭高校は、

準々決勝で敗退しました。

大阪桐蔭高校は、

巨人  中田選手
阪神  藤浪選手
西武  森選手
楽天  浅村選手
中日  根尾選手

など、

多くのプロ野球選手を輩出している名門校で、

今年の春のセンバツでも優勝しており、

春夏連覇をかけて臨んだ今大会でしたが、

準々決勝で姿を消しました。


年間143試合を戦って

順位を決めるプロ野球とは違って、

一発勝負のトーナメントで優勝を決める

高校野球の難しさを感じさせられました。


敗れた準々決勝でも、

下関国際高校相手に

初回から2点を先制し、

序盤は優勢に試合が進みました。

中盤では点の取り合いになりましたが、

1点のリードを保ったまま

終盤戦に突入しました。


絶好のチャンスが訪れたのは、

7回裏の大阪桐蔭高校の攻撃でした。

ノーアウト1塁2塁のチャンスを作ると、

ベンチからの指示は送りバント。

どうしても追加点が欲しい

大阪桐蔭高校としては

当然のサインだと思います。


しかし、

誰もが予想していなかった結末が待っていました。

ピッチャーが投げると同時に

2人のランナーがスタートを切ったのです。


ランナー1塁2塁の場合、

フォースプレイ
(ランナーへのタッチが不要なので、アウトになる確率が高い)

になるので、

3塁でのアウトを恐れた大阪桐蔭高校は、

ランナーをスタートさせて、

セーフになる確率を高めようと

強気な選択に出ました。


しかし、

バントが小フライとなり

バッターはアウト。

スタートを切っていた

2塁ランナー、1塁ランナー

ともに戻れずアウトとなり、

プロの試合でも珍しい
(年間143試合×6=858試合でも1試合あるかどうか)

トリプルプレーとなり、

7回の大阪桐蔭高校の攻撃は終わってしまいました。


このプレーで流れをつかんだ下関国際高校は

最終回の攻撃で、

ノーアウト1塁2塁という、

奇しくも

先ほどの大阪桐蔭高校と同じチャンスを作ると、

こちらはバントをしっかりと決め、

それが逆転の2点タイムリーを呼び、

1点差を守り切って

準決勝進出を決めました。



練習ではできていたことも、

本番で失敗してしまう怖さを

目の当たりにしたのと同時に、

どんな不利な状況でも

何が起こるか分からないという、

「諦めないことが大事」

であることも

再認識できた出来事でもありました。


皆さんも、

今まで出来ていたような問題が、

受験当日

急にできなくなることがあるかもしれません。

しかし、

そこで諦めずに

最後まで問題に取り組むことで

見えてくるものがあるかもしれません。


「どうせやってもできないし…」

ではなく、

「できるようになるまでやる」

ことが大事です!


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