夏休みをむかえる前に

掲載日:2022.06.24  
カテゴリ:コラム  
校舎:ハンス

こんにちは!ハンス井口校で算数と理科を担当している笠井です。


毎年受験生や

受験準備学年の指導を

担当していますが、

6月が終わるこの時期は

意識的に

自分のエンジンを1段階あげています。

というのも、

1か月後には

まとまった学習時間を確保できる

夏休みが待っているので、

生徒たちが

全速力で夏を乗り切れるように

私自身も準備をし始めているわけです。


私は、手始めに

使用教材の改良から取り掛かります。

毎年最も良いものを

提供しているつもりですが、

最新の入試問題を研究していると

改善点が

自然と浮かびあがってくるものです。


だいたいは

入試問題を解き終えて

「教えていることに不足はない」

と思えることが多いですし、

受験が終わって

報告に来てくれる生徒からも

「大丈夫だったよー!」

と言われることが多いのですが、

塾講師が慢心していてはいけません。

やはり

「んん?」

と思う問題に出くわしますし、

問題数の変化や

試験方式が変わる年もあります。

その変化に対応するためにも

教材の再考は欠かせません。

その一部をお見せするとこのような感じです。


それが終われば

取りかかる方法の順序を考えるため、

生徒の学習状況の分析結果を見直します。


模擬試験などが終わった時に

「問題用紙を持って来なさい」

と私がよく言うのは

このためでもあります。

単に

模擬試験の復習をさせるためだけではなく、

生徒がどんな問題を苦手としていて、

どういうようなミスを繰り返しているのか

を把握しておくためです。


模擬試験の得点表
(点数・偏差値・正誤)

には載っていない

本質の部分を見ているわけです。

そして、

どこから手をつけさせていくと

それぞれの生徒たちを

最高に伸ばしきることができるのか、

その計画を考えます。

全生徒が

同じような実力であるわけないですから

「授業ではここを取り扱って

 …後からあの子には別問題でフォローしようかな。」

などと

最善策を考えます。


もちろん通常授業でも

同様の事は行っていますが、

非日常である夏休みを

どう過ごさせるかは

重要ですから

いつもより

綿密に作戦を練っています。


とはいえ、

私たち講師だけが張り切っていても

仕方ありません(笑)。

生徒の皆さんも

気合と覚悟を持って臨んでくれることを

切に願っております。


巷では

「小6の夏休み『は』受験が近くなっているから大切だよね。」

などと言われる事もあるようですが、

どの学年においても夏休みは重要です。

むしろ受験準備学年のうちに

基礎を徹底して身に着けておくことが大切ですから、

5年生以下の皆さんも

夏を満喫しつつも

しっかりと学習に取り組んでくださいね。


生徒の皆さんが質の高い学習を終えて

一皮むけてくることを願っております。

それでは、また!



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