「最大の敵」と「最大の味方」

掲載日:2021.11.26  
カテゴリ:コラム  
校舎:ハンス

こんにちは、長井ゼミハンス緑井校、大町校、新白島校で数学を担当している濵﨑です!


職業柄、

帰宅するのは夜遅くになるのですが、

だんだんと

冬が近づいてきているなあ、

と感じるのですが、

それと同時に、

受験本番が近づいてきているなあ、

とも感じます。


みなさんの中にも、

このまま受験を迎えて

大丈夫なのだろうか、

と不安に思っている人も

いるかと思います。


そこで、

特に受験期におけるみなさんの

「最大の敵」



「最大の味方」

を紹介しようと思います。

あくまでも僕の持論ですが…


例えばみなさんが、

夜の21時から22時まで1時間、

数学を勉強しようと決めたとします。

黙々と解き進めて、

ある問題の

丸付けや見直しが

終わったときに

時計を見たら、

22時まで

残り5分だったとします。


ここでのみなさんの

次の行動はどうでしょうか?

「ちょうど問題がキリよく終わったし、

次の問題やってたら

22時過ぎそうだから数学終わり!」

となるのか、

「まだ1時間経ってないし、

あともう1問だけ解こう!」

となるのか。


毎日のように

自分に甘えて前者を選択する人と、

自分に厳しく後者を選択する人とでは、

仮にある時点での学力が同じだったとしても、

その積み重ねによって、

受験本番での学力の差は

大きなものになっているかもしれません。

これは自分の自由時間でも、

ゲームやスマホの時間を

1時間までと決めていたのに、

1時間以上遊ぶ人と

1時間経たずに切りかえる人では

同じことが言えるでしょう。


別に時間をきちんと守れないのが

悪いと言っているわけではありません。


ちょっと早く勉強を切り上げたい時は

誰にだってあります。

ちょっと長く遊びたい時は

誰にだってあります。

ただ、

そこで生じた穴は、

いつか必ず埋める必要があります。

自分自身で。

僕が今まで見てきた勉強ができる人は、

総じて自分に厳しいです。

ぶつぶつ文句を言いながらでも

やるんです。

「なんでこんなんやらにゃいけんのん。」

とか言いながら(笑)


じゃあやらんかったら良いじゃん、

と思うのですが、

それは自分が許さないみたいです。

親が許さないとか、

先生が許さないとかではなく。

ということで、

受験期における

「最大の敵」は

自分自身です。


それでは、

受験期における

「最大の味方」は

何でしょうか。


ご飯を作ってくれたり

塾や学校まで車で送ってくれる

家族、

休憩時間に話したり

休みの日に一緒に遊んでくれる

友達、

勉強を教えてくれたり

相談に乗ってくれる

先生、…


どれも自分の味方ではありますが、

最終的に

受験本番当日というのは、

自分一人で

問題を解かないといけません。

そうすると信じられるのは

自分だけです。

毎週確認テスト頑張ったから、

毎日苦手な数学勉強したから、

直前の模試で判定上がったから、

この1年間

やりたいこと全部我慢して

勉強してきたから、

と過去の自分の頑張りを

全部知っているのは

自分だけです。

家族だって

友達だって

先生だって

知らないような頑張りがあるはずです。

その頑張りを自信にして

「絶対合格する!」

という強い気持ちを与えてくれる

「最大の味方」も、

やはり自分自身です。


「最大の敵」=「最大の味方」という、

なかなか不思議な等式が出来上がりましたが、

自分自身に負けず、

自分自身を信じて

最後まで一緒に頑張りましょう!



お知らせ一覧へ





資料請求・お問い合わせ 上部へ戻る

上部へ戻る