神様が微笑むのは...

掲載日:2021.11.23  
カテゴリ:コラム  
校舎:ハンス

こんにちは!ハンス五日市校、大町校で理系を担当している青木です。


朝晩の冷え込みが激しくなり、

校舎から帰宅をする際に

コートがないとつらい

と感じるようになってきました。


街路樹も紅葉が見られるようになり、

いよいよ秋の終わりが見えてきました。


受験学年の生徒は

いよいよ

勝負の日が近づいてきたこともあって、

一層勉強に熱をあげ、

屋外は寒い

と感じる季節になっているのに、

授業をしている際は

生徒の皆さんの熱で

むしろ汗ばむほどです。


毎年思うことではありますが、

今年もまたこの時期がやってきたな

と思う毎日です。


さて、

先日連休をいただいた際に、

はて何をしようかしらと悩みました。


普段の休日であれば、

まだ読めていなかった本を

ゆっくりと読んでみたり、

料理をしてみたり

などに使うのですが、

せっかくの連休に

いつもしていることをするのも

なんだかもったいなく感じ、

普段できないことをしよう

と思ったはいいものの

てんで思いつきません。


しばらく悩んでいたのですが、

やはり受験学年の生徒の顔が

頭に浮かんでくるので、

逆にこれだ!

と思いました。


というわけで、

太宰府天満宮に

お参りに行ってまいりました。


太宰府天満宮といえば

学問の神様として、

菅原道真公が祀られていることで有名ですね。


歴史を学習した生徒の皆さんであれば、

名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。


また、

当時随一の文化人としても有名で、

百人一首を学習した中高生ならば、

  東風(こち)吹かば 

  にほひおこせよ 

  梅の花 

  主なしとて 

  春なわすれそ

という和歌を

聞いたことがあるのではないでしょうか。


小倉百人一首に選ばれている名歌で、

菅原道真が京を追われ、

太宰府に左遷されることになった際に、

京の屋敷で大切にしていた

梅の木を見て

詠んだ和歌だと言われています。


その太宰府天満宮ですが

福岡県太宰府市にあります。

コロナの蔓延は

落ち着いてきたとはいえ、

大都市圏である福岡ですので、

感染症対策として、

基本的に移動は徒歩。

そのため、

神社にたどり着いたときには

もう暗くなっていました。


夜の神社というと、

中々恐怖心をあおる響きですが、

きれいにライトアップされていて、

非常に見ごたえのある景観でした。



境内のライトアップ以外にも

奉納された菊の花の展示があり、

理科の講師としても

楽しむことができました。



残念ながら

展示がある建物は

軒並み閉館しており、

見学することは

できなかったのですが、

非常に満足することができました。


さて、

本殿にて今年の受験生たちの健闘を祈ります。

なんとか

みんな志望校に合格できますように!

その後はお守りを購入し、

神社を後にしました。


お守りは

五日市校と大町校の教室に

置いていますので、

生徒の皆さんは探してみてくださいね。


神様にお願いをしに行った私が

述べるのもなんだかなあ

という気がしないでもないですが、

「困ったときの神頼み」

「運を天に任せる」

というのは

受験当日が終わってから、

合格発表までの間でのこと

のように思います。


試験開始までの間は

1分1秒を惜しんで最善を尽くす、

即ち

「人事を尽くす」べきではないでしょうか。

きっと神様も

全力で努力をし続ける人に

微笑んでくれるはずです。


皆さんも入試が終わった後に、

「あの時、もっと勉強していればよかった」

と後悔をするのではなく、

「やりきった!」

と胸を張れるような

過ごし方をしてほしいと思います。


そんな生徒の皆さんの思いにこたえられるような

よい先生でありたいと

身が引き締まる気持ちにもなる連休でした。

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