いくつもの日々を越えて

掲載日:2021.09.07  
カテゴリ:コラム  
校舎:ハンス

皆さん、お元気でらっしゃいますか。ハンス海田校、新白島校の上野です。



毎日暑い日が続きますね。

残暑お見舞い申し上げます。


とはいえ、

この原稿を書いておりますのが、

8月14日土曜日。

そう、

広島県を線状降水帯が覆い、

各所に被害をもたらしている真最中です。

雨の被害にあわれた方、

お見舞い申し上げます。

本編にも少しだけ出てきますが、

JRがまたまた不通にならないか

心配しながら、

このブログを書いております。


週明け17日は終日運休でした。

こうなると、

むしろ夏の太陽が恋しい!


では、

今回は夏の終わりにふさわしく

少々不思議なお話を…。

  
これは、実際に私が体験した話です。

私は海田校をメインに勤務しているのですが、

最終電車が

自宅周辺駅まで運行しないせいで、

車とJRを乗り継ぐ

パーク&ライド方式の

片道2時間弱の通勤形態をとっています。


これは、そんなある日のこと。

薄手のコートを羽織っていましたので、

一昨年の

冬の初めの頃だったと思います。

電車が糸崎駅
(尾道駅と三原駅の間に位置。
窓口業務は行われておらず、無人駅です)

に到着するのが、深夜0時9分。

いつものように誰もいない改札、駅舎を抜け、

駐車場に向かいます。

つと、その駅舎を出てすぐ右のところ、

「広島銀行のATMブース」



「コカ・コーラの自販機」

の間。

そうですね、空間が40~50㎝といったところでしょうか。

およそ「人が立つには不自然な」その隙間に

「それ」はいました。

年齢のころ40・50代の女性が…。



一瞬目をそちらにやっただけなのですが、

なぜかはっきりと

性別と年齢がわかりました。

もちろん「本物」の人間だと思いました。

なぜなら私には、

今まで「そんな経験」はなく、

実の人間のように見えたからです。


思わず悲鳴を上げそうになりました。

というのも、

駅周辺には民家があり、

真ん前を国道2号線が走っているとはいえ、

人通りは全くありません。

明かりといえば

オレンジの街灯が申し訳程度、

あとはその自販機くらいしかないのです。

午前0時過ぎの終着駅です。

電車から降りてきたのは私ひとりだけ。

つまり、

誰かを迎えに来たとか、

駅前で待ち合わせているとか

という状況や時間帯ではないのです。

怖くなった私は

その場をそそくさと逃げ出しました。

決して「それ」に

追いかけられることはなかったのですけれど。

もちろん、

笑い話にしてくださって結構です。

しかし、

「あれ」は一体何だったのでしょうか。

なぜ、彼女はあの日あそこに立っていたのでしょうか…。




追記:

コロナ禍の最前線で闘ってくださっている医療従事者、

エッセンシャルワーカーの皆さんに

心より感謝申し上げます。

ありがとうございます!

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