小さい事は良い事だ

掲載日:2021.01.08  
カテゴリ:コラム  
校舎:ハンス

ハンスで理系科目を担当している松本(直)です。


あけましておめでとうございます。


過去三回の投稿は

全てミニゲームガジェットについてで、

さすがに

もうネタが尽きたと思っていた所に

新たなガジェットが発表され、

壮絶な予約合戦の末に

なんとか手に入れる事のできた

「ゲームギアミクロ(白)」

について語ろうと思います。


ああ、もちろん

転売屋なんぞにはビタ一文払っておりません。<ココ重要。


かつて携帯用ゲームという物は、

トランプだったり、

コンパクトに盤面とコマが収納された

オセロや将棋、麻雀という

アナログ遊戯が主だったのですが、

今を去る事40年前に

任天堂が

カード型液晶ゲーム機「ゲームウォッチ」を

市場に投入し、

新たに

電子ゲームというジャンルを切り開きました。


そして10年後、

任天堂はその後何十年も

他社の追随を許さない事になる

携帯用ゲーム機シリーズの元となる

初代「ゲームボーイ」を発売しました。


ゲームボーイの画面は

モノクロ液晶で

しかも残像が酷く、

サウンドもチープ。


当時の基準からしても

ゲームハードとしてのスペックは

今一つだったのですが、

時代のニーズに合い、

一世を風靡しました。


その牙城を崩すべく、

当時任天堂のライバルにして

永遠の二番手と揶揄されたセガが、

カラー液晶を搭載した携帯用ゲーム機

「ゲームギア」を発売、

比較CMで露骨に

白黒のゲームボーイとの差別化を謳っていました。


画面も音もゲームボーイよりも優れ、

オプションのチューナーパックを付ければ

テレビまで見る事が出来たこのゲーム機は

一部のファンには

熱烈に受け入れられましたが、

カラー液晶の代償として

電池6本(初代ゲームボーイは4本)

も必要となり、

それでも3~4時間しか持たず、

更にそれだけ重量が増してしまい、

携帯機としては

致命的な欠点を持ってしまいました。

とにかくデカいし。


結果、多少は善戦したものの、

時代の陰に消えてしまいました。


それが今、

一回り小さくなって蘇ったのです。

まるでかつての大きさの反動であるかのような

圧倒的な小ささ(笑)


1.15インチ(何とたったの2.3cm×1.8cm!)の

小型液晶は老眼にはつらい仕様です。


でもご安心。

画面を拡大する

レンズユニットまでついています。


これで当時、

重くてデカくて電池が持たない

三重苦に悩まされた事も、

良い笑い話として語り継ぐことができます。


そんな苦労話、

誰も興味は無いでしょうが。

でも人生、

それがあると少し楽な気持ちになれます。


皆様も受験勉強その他でいろいろ大変だとは思いますが、

後で笑い合えるよう頑張りましょう。



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