身近なものに

掲載日:2020.08.07  
カテゴリ:コラム  
校舎:ハンス

こんにちは!ハンス五日市校、大町校、海田校の青木です。



初めまして。

小學部の理系を担当しています、

青木と申します。


長い梅雨の時期もようやく明け、

いよいよ真っ盛りという時期になり、

じっとりと汗ばむ季節になってきました。


校舎に入りクーラーをつけると、

「あー生き返る!」

という心地になります。


みなさんも暑い季節に負けずに、

頑張ってほしいと思います。


さて、

今年初めて、

色々な校舎をまわって

授業をするという経験をしているのですが、

週に1度しか行かない校舎もあり、

なかなか会う機会がない生徒にも

理科を好きになってもらうために

私が理科の授業をする際に

気を付けていることがあります。


それは、

教える内容が

身近なものにどのように関わっているか話す。

ということです。


例えば、

先ほど挙げました、

日本の夏が

どうして湿度が高いのか、

ご存じですか。


旅行に行ったことのある人は

ご存じかもしれませんが、

日本と同じような

北緯35度付近にあり、

周囲を海に囲まれている

イタリアという国の夏などは

非常にカラッとしていて、

過ごしやすいです。


なぜこのような違いが出てきてしまうのでしょうか。


日本の夏の湿度が高いのは

地理的な要因もありますが、

太平洋上で

梅雨から夏にかけて発達する、

小笠原気団が関係しています。

洋上の湿った空気が、

気団の発達によって

季節風で流れ込んでくるんですね。


では、

次にみなさんの身近にあるこちらの道具。

どのような原理で動いているかはご存じですか。

正解は「てこ」です。



理科の授業、

特に物理や化学などの

計算単元を教えていると、

どうしても面白くないと、

嫌いになってしまう子がでてきてしまいます。


小学生、中学生、高校生と

ハンスには様々な学年の方がいらっしゃいますが、

みなさんが勉強をする中で、

「なんでこんなこと勉強せんといけんのんじゃろう。」

と思われたことはありませんか。


確かに普段生活する中で、

てこのモーメントを計算する必要はないでしょうし、

電流の流れる向きを気にすることもないと思います。


でも、

実は塾や学校で習ったことは、

普段意識をしないだけで

身のまわりにある色々なものに使われています。


「これってどんな原理で動いているんだろう。」

「なんでこんな現象がおきるの。」

など、

疑問に思ったら

習ったことで説明できないか考えてみたり、

調べてみるととても面白いですですよ。


ぜひ、身近なものに目を向けて

「なぜ?」

と感じてみてください。



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