ジェネレーションギャップ

掲載日:2019.11.19  
カテゴリ:コラム  
校舎:ハンス

お初にお目にかかります。ハンスで理系科目を担当している松本と申します。

もうひとかた、

松本(一明)先生がおられるので、

塾内部では私の事は

2号先生

とか、

名前をとって

直先生等

と呼ばれていたりします。


さて、

学生時代にコンシューマーゲーム機
(いわゆる家庭用ゲーム機)

にはまり、

任天堂を尻目に

当時はハードも出していたセガに惚れ込んでいた私は、

昨年の発表以来

速攻予約して

発売日の翌日に購入した

「メガドラミニ」

なるガジェットをチマチマやってたりします。

なんてったって、セガっ子ですから!


最近の

マシンパワーに物を言わせた力業の表現よりも、

スペック上のハードの限界を

プログラミング技術でぶち破り、

驚くべき演出を行った

当時のゲームの数々にロマンを感じます。


ポリゴンで3D描画?

スプライトのドット絵こそ職人芸!


サウンドはPSGと咽び泣くような音色の

FM音源が至高!

 色数は64色もあれば十分!

ベストな画面比率は3:4!

トドメに、

アナログスティックなんざ

●●喰らえ、

十字キーこそ最強!


というような事を言えば、

所詮はロートルの戯言、

今の時代にはそぐわないと

批判されそうですが、

もうこれは

ゲームというものに感じる

ジェネレーションギャップ

と言うしかありません。

・・・と断言して自己正当化をしてみたりします。


そのジェネレーションギャップですが、

ゲームという限定状況ならともかく、

日常生活にもいろいろ影響を与えてきており、

・DVD等の再生機器で「巻き戻し」という表現が無くなり「早戻し」になった

・「ソフト」「ソフトウェア」という言葉が駆逐され「アプリ」に置き換わった

・公衆電話がほとんど見かけなくなってきた

・語尾上げ語句が不通に使われるようになったり
「全然」の後に否定語がこなくなったり
「すごい」が他の形容詞等の用言の修飾に普通に使われるようになった

といった事柄にモヤモヤを感じています。

いや、

正におっさんですね。


もちろんそれで

「今の若い奴らは物を知らない」

などと言うつもりは毛頭なく、

こんな私など3か月前まで

Line

なんて使っていなかった程で、

いまだに

全機能は使いこなせていないという体たらくです。

かように、

実社会において求められる物事の標準的な水準は

時代とともに変遷していくのが世の常であり、

世捨て人とは違って、

他者と交わる社会生活を

営み維持していく必要性がある以上、

時代に取り残されないようにする為に、

所属するコミュニティに応じた

これまで無縁だった

「異文化」

に適時適応していくしかない訳です。


当たり前の話ですが。

とはいえそれが原因で、

かえって時世に飲み込まれ

自分を見失ってしまうリスクもあるわけで、

やはりどこかで

自分のポリシーと周囲との妥協点・・

と言うと言葉は悪いですが

所謂

「折り合い」

を見つけていかねばならないのが

辛いところ、

というのも

いつの時代でも真理なのでしょうね。


そんな事を気にせずに

自由気ままに暮らせる日が

いつか来る事を夢見て、

今日もメガドラミニで新たなステージに挑みます。

・・・現実逃避ぢゃないよ(笑)



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