泣きべそなんてサヨナラ、ね。

掲載日:2019.08.02  
カテゴリ:コラム  
校舎:ハンス

こんにちは、ハンス海田校 上野です。


毎日暑い日が続いていますが、

皆さん、お元気ですか。


とはいえ、

実はこのブログを作成しておりますのが、

7月下旬。

まだまだ梅雨空の真っ最中です。


ただ、

今年は梅雨入りが遅く、

備後地方は雨量も少ないため、

飲用水が心配です…。


さて、皆さん。

名画、名作と言われる

映画やドラマ、小説、漫画が

世の中には多数ありますね。


また、

それらを題材に

「懐かしの〇〇」

「知っておくべき△△」

と特集を組む本やTV番組も見られます。


そのせいか、

実際には見たことも読んだこともないのに、

「その一部」だけがくり返しインプットされるため、

あたかも自分がその作品を熟知しており、

何なら最初から最後まで

ストーリーが言える気になっている作品

というのはありませんか。



では、

ここで質問です。


「一寸法師」は、

どういうお話しですか?


「本能寺の変」の本能寺って

どこのお寺ですか?


「君の名は。」の最初のシーンは、

どんな風ですか?


「ドラゴンボール」の最終回は

どんなラストですか?


どうでしょう?

知ってそうで、知らない、

わからないことに気付くと思います。


先日、

新聞紙上で絵本

「100万回生きたねこ」
(佐野洋子 作・絵 講談社)

の情宣を見かけました。

1977年初版の大ロングセラーにして、

大ベストセラーです。

皆さんも題名くらいは聞いたことがあるのでは?

これが私にとっての知っていそうで

実は知らない、

「それ」なんです。


子どもたちが幼い頃、

母親が読み聞かせしていたのを漏れ聞いたのか。

仕事柄、

低学年クラスを担当していた当時、

国語教材として扱ったのか。

あらすじを知ってはいたのですが、

じゃあ、

エンディングは?と問われると…。

「え~っ、どんな話だっけ!?」

となりました。



気になって、

先日図書館で借りました。


さすがに

幼児や、ママさんに混ざって(笑)、

絵本コーナーを徘徊するわけにもまいりませんので、

予約しました。


ここでネタバラシするのも大人げないのですが、

さらっと言うと

「愛情を知らないまま永遠に生き続ける雄猫が、

最後にやっと死ぬことができる、

死を選ぶことができる!?」

というお話です。


なかなかに深遠なお話です。

齢50を過ぎたおっさんも

改めて大感動です。

皆さんも是非ご覧になってください。


「知った気になっているだけの作品」、

ありませんか? 

ラスト、気になりませんか?


追記:

この原稿を作成している最中、

京都で痛ましい放火事件がございました。

10年ほど前、

子供たちと毎週楽しませてもらった

アニメーション作品を懐かしく思い出します。

亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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