長期記憶
掲載日:2014.10.03
カテゴリ:コラム
校舎:ハンス
みなさんこんにちは。中学生の理系を担当している岡代です(●^o^●)
もう気づけば10月ですね。今年も残すところあと3カ月です。
受験生の人は、ここから正念場の時期がやってきますね。
体調管理に気を付けて最後まで諦めず頑張ってください。
今回のブログは、長期記憶について少しお話をしたいと思います。
自分が高校時代に部活でメンタルトレーニングをしていました。
その時に勉強面の話の時に、よく言われていたので、それについて話していきます。
みなさんはテスト前に苦労して英単語や重要語句を覚えたのに、テストが終わったとたんに忘れてしまうという経験はないでしょうか。また、定期テストではそれなりにいい点は取れているのに、実力テストになると点が取れないという人はいないでしょうか。実は、この現象は脳のある仕組みによるものです。
脳の中には「海馬」と呼ばれる場所があります。この「海馬」という場所が、記憶の重要さを判断し、取捨選択していきます。この「海馬」が重要だと判断しないと長期記憶にはならず、短期記憶となり、1~2週間で自然に消滅していきます。
みなさんが、テストが終わったとたんに英単語などを忘れていたのは、実はこのような原因があったのです。
じゃあどうすれば長期記憶にすることが出来るかというと「海馬」にこの記憶が重要であると判断させる、すなわち「海馬」をだます必要があります。
そのため復習することが、大切になってきます。復習をすることで、繰り返し同じ情報が入ってくるので「海馬」がこの記憶は重要であると判断するようになります。よってこれが長期記憶に繋がってきます。
学校の先生や塾の先生が復習をしなさいというのは、このような意図があるからです。
自分も高校時代にこの話を聞いてから復習することの大切さを実感しました。
ちょっと硬い感じにになっていまいましたが、今からでも実践してみてください。
きっといい結果に結び付くと思いますよ(^-^)