センター試験 1日目

掲載日:2018.01.13  
カテゴリ:コラム  
校舎:高校部

空寒み 花にまがへて 散る雪に
      少し春ある 心地こそすれ  〔枕草子〕

『枕草子』の作者 清少納言の詠んだ和歌です。(正確には藤原公任と清少納言の合作という形になりますが。)歌の大意は「空が寒いので、まるで花に見間違えるように散って降る雪のために、少し春の気配が感じられるよ。」ということです。


突然和歌から始めてしまってすみません。ここからが本題です。

今年もセンター試験の試験会場に生徒を見送りに行ってきました。上の写真は広島大学東広島キャンパスです。写真が小さくてわかりづらいですよね?

降っているんですよ。

雪が。

ひらひらと散るように。

まさに冒頭の和歌のにある通り「花にまがへて」。

それで冒頭の和歌を思い出したというわけです。
広島大学以外の会場でも雪がちらついたようですが、県内の会場では試験開始時間の遅延もなく大きな混乱も起きずに、無事始まりそして無事1日目が終わったそうです。とりあえず、ほっとしました。


生徒の様子は…

肝心の生徒の様子はというと、それはもう様々でしたね。
いつもと変わらない笑顔の子。
先生たちの顔を見たとたんに涙ぐむ子。
緊張しているのか硬い表情の子。
でもどの子からも試験に向けての気合を強く感じました。

ひとまず一日目、お疲れさまでした

センター試験は朝から夕方6時ごろまで、ほぼ丸一日かかります。しかもそれが二日連続で。
今日だけでもかなり体力・精神力をすり減らした事でしょう。
長井ゼミ生のみんな、お疲れさま!
今日は温かいお風呂に浸かってしっかり体を休めて、明日また気合を入れて頑張ってきてください!!


最後に。。。

今日「花にまがへて」散っていた雪は、3か月後には本物の桜の花として満開の状態を迎えていることでしょう。
その時にみんなが最高の笑顔でいられるように、今日・明日の成功を祈っています。

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