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高2物理通信(2016年夏期)

掲載日:2016年8月16日 13:27

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今年の夏はどんな夏になりましたか?

高2の夏は遊びや学校行事、さらに勉強も!やることがいっぱいありましたよね。その中でやり遂げたことは何ですか?どれも中途半端になってしまっているなぁと感じている人はいませんか?そんな人はまだあと2週間ある8月の中で、何か一つを全力で取り組んでみましょう。
勉強でいうと、一つの単元だけ問題集を全部解くなど。例えば物理の『剛体のつり合い』の単元の問題集を解き切ってみる!その目標を達成できたとき、その分野は誰にも負けないという自信を持てるようになるし、他の単元や教科も同じようにやればできるようになるということが分かってくると思います。ポイントは、自分の得意あるいは好きな単元を選ぶこと。まずは取り組みやすいもので自信をつけましょう!
勉強でなくても構いません。自分の興味のある趣味などで、今まで時間がなくて調べられなかったことを調べてみる。例えば、飛行機の機体について知りたい、雲の種類を覚えたいと思ったら、それらを調べてノートなどにまとめてみましょう。何かに集中して取り組む、ノートにまとめてみる、そういう経験は今後の学習にきっと生きてきます。ぜひ何か一つ達成する夏にしよう!

入試問題に挑戦@波動編!

次の問1・2に答えてみてね。答えは長谷川まで言いに来て下さ~い♪
風(ふ)呂(ろ)に入って指で水面を繰り返し軽くつついたら,図1の(a)のように同心円状の波が広がった。次に,同じペースで水面をつつきながら,つつく場所をゆっくり動かしたら,(b)のような波になった。また,つつく場所を波が広がる速さより速く動かすと,それまでに出されたすべての波が重なり合って,(c)の太い実線のような強い波が現れた。
波の(b)や(c)のような現象は空気中の音波でも起こる。救急車が目の前を通り過ぎるとき,サイレンの音の高さが急に変化することが観測される。これは( 1 )からである。また,上空を( 2 )が通過すると,(c)のような強い波が地上に達し,その影響で窓ガラスが壊れることもある。

問1 前の文章中の空欄 1 に入れる文として最も適当なものを,次の①~④のうちから一つ選べ。
① 救急車の前方では音の波長が短く,後方では長い
② 救急車の前方では音の波長が長く,後方では短い
③ 救急車が通り過ぎる前の音速は小さく,通り過ぎた後では大きい
④ 救急車が通り過ぎる前の音速は大きく,通り過ぎた後では小さい

問2 前の文章中の空欄 2 に入れる語として最も適当なものを,次の①~⑤のうちから一つ選べ。
① 超音速ジェット機  ② 大型ヘリコプター
③ プロペラ飛行機   ④ 飛行船  ⑤ 人工衛星

9月以降の高2物理は……

『熱学』という単元を学習していきます。物があったまったり冷めたりするのはどうしてでしょうか。それは熱が移っていくからです。正しく言うと、「物質の温度が上がるのは、物質に熱が加わったから」。まずは、熱が移動することによって温度が変わるということを考えていきます。
さて、熱を受け取る“物”とはどんなモノでしょうか。金属?お湯?空気!といろいろ考えることができますが、それらを大まかに言うと、固体・液体・気体の状態のものですね。
固体が温められたとき、何が起こるでしょうか。線路に敷かれたレールを思い出してください。レールには継ぎ目があって、冬場に少しすき間ができるように敷いてあります。それは夏になるとレールは熱くなって、長さが伸びてしまうので、レール同士がくっついて歪んでしまわないようにしています。
気体はどうでしょうか。温まると軽くなって上昇します。気象の世界でいう上昇気流が起こるのも、空気が温まることに原因があったりします。上昇気流が起こる理由はそれだけじゃないんだけど、その話はまた今度。軽くなるという表現は、実は密度が小さくなることを言っていて、気体が膨らむからです。先ほどレールが伸びると書いたように、体積と温度は関係があるのです。それ以外にも圧力もそれらと関係があって、ある法則が成り立っています。実は気象予報士試験には、熱学の分野が多く出題されるんですよ。
熱に関するいろいろな法則について学習していきますので、楽しみにしていてくださいね♪


物理科 長谷川智子  
(気象予報士 / はっせー。)

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