高2物理通信(2016年7月)

掲載日:2016.06.29  
カテゴリ:コラム  
校舎:高校部

第一回面談週間を終えて

長井ゼミ高校部には、年に2回の面談週間があります。その1回目が先日行われましたね。担当の先生とどのような話をしましたか?部活の話で盛り上がったり、勉強時間が短くて怒られたり、将来の悩みを打ち明けたり。。。いろいろあったと思うけど、みんな「また頑張ろう!」と気合が入ってくれたと思います。
勉強時間が短い人は、前回の物理通信でも書きましたが、長井ゼミの授業の復習だけはしっかりやるようにして、次の授業に臨むようにしましょうね。
また何か相談があったら、面談週間という決められた時だけじゃなくて、いつでも先生に相談してみてください。他の教科の悩みも、その教科の先生を紹介してあげるから、遠慮なく打ち明けてみてね。きっと力になれると思います。

想像してきてね!どんな風に動くかな?

第12週の授業からは、力学の分野で『運動量と力積』という単元を学習します。突然ですが、それに関連したクイズです!物理ではいつも「物体の動きを想像してね」と言っていますが、次の場合どんな動きをするのかな?置いてある場所とか、ぶつかる角度とか、状況を自由に設定して、想像してみてくださいね♪

①ボーリングで1本だけ残ったピンを弾き飛ばしたときの、ピンと球の飛んでいく方向は?

②AさんとBくんがアイススケートをしています。止まらなくなってしまったAさんがBくんに当たってしまうと?

③滑らかな床に下図のような斜面と壁の付いた台車があります。斜面の上からビー玉を静かに転がすと?


答えは授業の中で少しずつお伝えします。みんな考えて授業に来てね!


夏に習う「縦」と「横」とは……

第15週から第18週、8月末までの4回の授業は『波動』という分野を学習します。今までの力学からちょっと離れて、違う分野になります。波動とは、とにかく波!みなさんは波というと、どんな波を思い浮かべますか?海の波、地震の波、音波、いろいろな波がありますね。でも実は、波の種類は大きく分けて2種類!それが縦波と横波なのです。それらの性質を理解し、動き方を正しく想像できるようになりましょう。
波動の分野ではいくつか公式が出てきます。教科書や問題集にも公式がまとめて書いてあります。しかしそれらの多くは、暗記する意味が全くありません。なぜならば、問題で問われていることの多くは、公式からすぐに導けるものではなくて、理屈や現象がわかっていないと公式すら使えないものだからです。
大学に合格した卒業生も「本当は波動が一番苦労した」と本音を漏らすくらい、実は難しい分野です。しかし、現象を正しく想像さえできてしまえば、どんな式を立てて計算すればよいのかは自ずと見えてきます。波動や電気の分野は、身近にない現象や見えない現象なので、特に正しい想像が必要です。日ごろからいろんなことを妄想?するようにしてくださいね!
ちなみに第15週の波動一回目の授業は、波の映像を授業で見てもらうから、ぜひ楽しみにしていてくださいね♪あと、夏期講習に来てみたいというお友達がいたらぜひ紹介して連れてきてみてね~。

単元テスト続々採点中

第一回単元テスト『力学』を採点しています。返却は第13週になります。今のところ平均点は67点ぐらいです。これはいい結果ですよ!みなさん復習をしっかりして、さらに実力問題も解けるように勉強してくれていると思います。今回残念ながらあまり解けなかったという人は、次回は解けるように復習をしてきましょうね。今回よく解けたという自信がある人は、次回は満点を目指してくださいね!!

物理科 長谷川智子  
(気象予報士 / はっせー。)

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