高3物理通信(2016年6月)

掲載日:2016.05.30  
カテゴリ:コラム  
校舎:高校部

[1] 第一回単元テスト(力学1)の結果と反省

今年最初の単元テスト(力学1)を行い、翌週にはテストを返却しました。返却された自分の答案を改めて見て、みなさん様々な反省をしたみたいですね。たくさんの生徒さんたちがアドバイスを求めに相談にやってきました。勉強法で悩んでいる人は、ぜひ相談に来てくださいね。
単元テストを解いた後に感想を書く欄がありますよね。その欄に書いてあった内容で多かったことについて、アドバイスをしたいと思います。

①テキストや大丈夫問題集の問題ができなかった。
⇒理解が足りていないか、演習が足りていないです。なぜその式を立てるのかを理解すること。理解したらそれを一人で実践できるかを試すこと。理解できることと、問題を解けることは違います。理解とは、自分と先生、または自分とノートなど、サポートするものが自分の横にあります。しかし、試験で問題を解くときは一人です。理解したことを自ら使い、自ら問題を解けるようにならなければいけないのです。何も見ずに解けるようになるまで粘り強く演習を積み重ねましょう。

②見たことがある問題なのに解けなかった。
⇒単元テストで出題した実力問題は、完全に見たこととのないものではなかったですよね。それなのに解けなかった。なぜでしょう。それは、「解いたことのあるあの問題と同じだ!」と思わなかったからです。「見たことがあるなぁ」から「あの問題と同じ」に意識を変えましょう。似ているあの問題はどのように解きましたか?それを思い出して同じように解くのです。物理の解き方はそんなに何種類もありません。解き方をマスターしていこう。

その他にもたくさん勉強方法などでアドバイスしたいことがあります。それはおいおい授業でお話しするとして、今回の反省を生かして第二回単元テストはもっともっと得点できるように頑張りましょう!

[2] 模擬試験の対策ってどうしたらいいの?

模擬試験をたくさん受ける受験生。物理の範囲をどのように勉強したらいいかとみなさん質問されます。この機会にお伝えしておきます。
長井ゼミの物理ですでに学習した範囲のテキストと大丈夫問題集をやりしょう!以上!
え?波動とか熱とかまだ習っていない範囲はまだやらなくていいの?という声が聞こえてきますが、やらなくていいです。長井ゼミで教えてもらっていないものを自分で勉強してもいまいち自信が持てず、時間がかかるだけです。
それよりも、習った範囲をきちっと得点できることの方が大切です。習った範囲で得点できていなければ、私も厳しく指導します。でも習っていない範囲ができていないからと言って責めることはありません。
模擬試験とは、実は単元テストと繋がっています。単元テストは習った範囲の理解と実力を試す試験です。一つの単元テストが終われば、その範囲はある程度の自信がつきます。それから模擬試験を受けて、外の世界で力を試してほしいのです。受けたときに習っていなかった範囲については、習った後に過去に受けた模擬試験の問題を必ず解いて、自分の力を確認するようにしましょう。


[3] 面談週間がもうすぐあります。

面談週間には生徒さん一人と担当講師の一人が面談をします。その一週間は授業はありません。単元テストがある教科もあるかもしれませんし、復習などの機会にあててほしいと思います。
面談の際には、模擬試験の結果を持ってきてくださいね。学習のアドバイスや進路についてお話ししましょう。

[4] って言っている間に第二回単元テスト!?

今回は単元テストの話が主になってしまいましたが、近々第二回単元テストがありそうですよ。第二回は「力学2」です。いよいよ入試問題に近い、より発展的な内容なので特に、毎週の授業とその復習をしっかりして、大丈夫問題集もやるようにしましょう。


最後までお読み頂きありがとうございました。
長井ゼミ物理科:長谷川智子(気象予報士)
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