『7793』ってなぁに?

掲載日:2020.01.08  
カテゴリ:コラム  
校舎:中学舎

みなさま、新年あけましておめでとうございます。中学部の前田です。
中学部に通う生徒さんたちは新学期が始まりました。
塾の授業も始まっております。
みんなそれぞれ、楽しく冬休みを過ごしたようですよ。
またひとつ、いい思い出が増えましたね。

さて、新年最初のブログです。何のお話をしようかと考えておりましたら、1月7日を過ぎてしましました。1月7日といえば何の日でしょうか?今回はこのお話をしたいと思います。

1月7日に「七草粥」を食べると、1年間病気にならないと言われています。本来は「人日の節句」という五節句のひとつですが、正月の数々のご馳走で疲れた胃腸をいたわる効果もあります。
では「七草粥」には何を入れたらいいのでしょう?
一般的に七草粥の七草は「春の七草」をさします。
「春の七草」う~ん・・・そういえば、昔5・7・5・7・7のリズムに合わせて口ずさんで覚えたような気が・・・。
「せり・なずな / ごぎょう・はこべら / ほとけのざ / すずな・すずしろ / 春の七草」

懐かしいですね!
・芹(せり)……水辺の山菜で香りがよく、食欲が増進。
・薺(なずな)……別称はペンペン草。江戸時代にはポピュラーな食材でした。
・御形(ごぎょう)……別称は母子草で、草餅の元祖。風邪予防や解熱に効果がある。
・繁縷(はこべら)……目によいビタミンAが豊富で、腹痛の薬にもなった。
・仏の座(ほとけのざ)……別称はタビラコ。タンポポに似ていて、食物繊維が豊富。
・菘(すずな)……蕪(かぶ)のこと。ビタミンが豊富。
・蘿蔔(すずしろ)……大根(だいこん)のこと。消化を助け、風邪の予防にもなる。

でも、小さい頃食べていた「七草粥」は、なんだか薄味であまりおいしいものではなかったんですよね。みなさんはどうでした?
そこで、「七草」が苦手!という方に耳寄りな情報です。

七草粥は「七種粥」
「七草粥」は春の七草とは限りません。七草粥のルーツが「七種菜羹」や「七種粥」ですので、もともとは7種類のものであり、春の七草になったのは後世のこと。春の七草に限らず、7種類の野菜を入れて作る地方や、野菜以外の具やお餅を入れて7種類とするところもあるくらいですから。春の七草が手に入らなければ、冷蔵庫にあるネギ、ホウレンソウ、ミツバなど、お好きな野菜でOK。味付けもご自由に(^^)/ここまでくるともはや普通のお粥みたいですが・・・。
ともあれ、できるだけ新鮮な若菜を使うと、「自然界から新しい生命力をいただく」という本来のコンセプトにマッチします。

おっと!肝心なことを書き忘れていました。ここまで「お粥」について、あれやこれやと書いてきましたが、なんと僕は「お粥嫌い」でした。肝心か( ̄▽ ̄)?

では、年末年始に駆使した胃腸を優しくいたわり、今年も楽しく元気にスタートをきりましょう!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。



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